後悔しないための、ISOシステム切り替えのタイミングとは?
今週は東京都、埼玉県のお客様を順次訪問してまわります。
さて、この2ヶ月ほどで、
ISO9001、ISO14001の2015年度版改正(改定)へ向けたマネジメントシステム切り替えのご相談が増えて参りました。
システムを切り替える上で、重要なポイントがいくつかあります。
通常は、次の7つのステップを考えます。
移行審査受審から遡って記載します。
①移行審査を受ける時期
②2015年度版のマネジメントレビューの実施時期
③2015年度版の内部監査の実施時期
④2015年度版のマネジメントシステム運用開始時期
⑤2015年度版のマネジメントシステムの周知教育時期
⑥2015年度版へのシステム構築開始時期
⑦現行システムと2015年度版の要求事項のギャップ(差異)診断時期
大凡6〜8ヶ月程度で移行審査まで進められます。
しかし、今回の規格改正(改定)では、大きな変化点として、
a)事業の外部、内部の課題、利害関係者のニーズ・期待を決定し、リスク及び機会を評価し、対応計画を立て、実行すること
b)事業プロセスとマネジメントシステムを統合すること
という大きな2つの要求事項があるので、
a)については、事業計画や中期経営計画を踏まえて、
b)については、上記を踏まえて事業年度に合わせて、
マネジメントシステムを運用開始することが、運用面でのスムーズな移行、
ということができます。
そうすると、
☆事業年度の開始月から2015年度版のマネジメントシステムを運用開始する
ということが④に追加されることになります。
その結果、システム完成から、運用開始までをケースによっては半年程度空けることもあります。
①移行審査を受ける時期
②2015年度版のマネジメントレビューの実施時期
③2015年度版の内部監査の実施時期
④2015年度版のマネジメントシステム運用開始時期 ☆4月スタート等☆
⑤2015年度版のマネジメントシステムの周知教育時期
⑥2015年度版へのシステム構築開始時期
⑦現行システムと2015年度版の要求事項のギャップ(差異)診断時期
更に、繁忙期にはシステムの構築が中々できないケースでは、その期間を中断することもありますので、これらを考慮していくと、スムーズな切り替えが実現します。
しかし、中々複雑かもしれませんね。
その辺りのスケジュール、実施事項。
更に、
現行システムのスリム化診断は、
現在は『無料』で行っております。
気になる方は、お気軽にご相談ください。
➿0120-549-330
2016/02/23
ISO9001、14001 規格改正(改定)に対応し、マネジメントシステムを業務に合わせてスリム化するには?
皆さんの会社では、次の疑問を感じたことはありませんか?
①現状の仕組みは、スリムで実態に沿ったものにできるのか。
②2015年度版に向けて、どの辺りを重点的に対応すべきか。
③2015年度版の審査を受けて合格するまでに、どんなスケジュールで、何をすればいいのか。
今日は、午前中、兵庫県の電気工事会社様のISO9001のコンサルティング。
午後は、東京都の建物管理会社様のISO9001、14001 2015年度版対応のご相談に伺い、
『システムスリム化、2015年度版とのギャップ診断』を行いました。
資料を見せていただくと、よく、現状の規格を理解されたいい仕組みでした。
しかし、まだまだあります。
スリム化の余地。
また、2015年度版に向けて事業継続上、拡充が望ましい部分もあり、後日、
・システムスリム化、2015年度版とのギャップ診断票
・コンサルティング工程表
をご提示させていただく予定です。
『色々勉強になりました』
と責任者の方にお声がけいただきました。
こちらこそ、ありがとうございます。
これをお読みいただいているあなたにも、同じような疑問がありましたら、お気軽に弊社にお問い合わせください。
①現状の仕組みは、スリムで実態に沿ったものにできるのか。
②2015年度版に向けて、どの辺りを対応すべきか。
③2015年度版の審査を受けて合格するまでに、どんなスケジュールで、何をすればいいのか。
当社では、これらを現地ご訪問の上、
約90分で解決策を提案します。
エリアは以下の通り。
今の所、『システムスリム化、2015年度版とのギャップ診断』は、『無料』で提供しております。
供給力が一杯になるか、コンテンツとして更に確立した場合には、変更するかも知れません。
ご興味のある方は、お早めにご連絡ください。
➿0120-549-330
2016/02/04
【ISO9001 2015年度版への改正(改定)規格解説勉強会】
今日は、昨日とは別の審査機関による勉強会に参加しています。
ISOの業界は、日本では、経済産業省管轄で、外郭団体である財団法人が設立されています。(日本適合性認定協会 JAB)
設計開発の適用基準については、基本的には、これまでと同様に、仕様責任を負う活動の有無で判断していいようです。
従来と同じところ、変わるところ、改めての議論が進んでいます。
今週は、弊社ウェブサイトに、
ISO9001、14001 2015年度版 改正(改定)規格の詳細解説をバージョンアップして投稿予定です。
ご興味のある方は是非ご覧ください。
2016/02/01
【ISO9001、14001 2015年度版 規格改正 審査機関の対応進む】
今日は、あるISOの審査機関主催の勉強会が行われ、参加してきました。
もう既に2015年度版で審査を受けた組織もチラホラ出てきており、審査機関としても、貴重な事例として、審査手法のノウハウの確立、データの蓄積が始まっています。
今日は一審査員としての勉強でもあり、コンサル会社としては、情報収集でもあり、一石二鳥です。
明日も別の機関の勉強会に参加します。
ISO9001も、14001も、
4.1、4.2、6.1をどう理解し、決めて、計画を立てるか。
この太い背骨への対応が非常に大切です。
来週には、弊社ウェブサイトに、
この規格の詳細解説をアップデートします。
細かいところも含めてまとめていますので、ご期待ください。
2015年度版へのシステム移行の考え方は、以下をご覧ください。
2016/02/01