ISO9001、14001 2015年度版 規格改正(改定)移行コンサルティング
埼玉県の建設業者様のISO9001、14001 2015年度版 規格改正(改定)の移行コンサルティングの一環で、内部監査に参加しました。
審査前の、予行演習のような感じでしょうか。
コンサルティング的には運用面のチェックとなります。
まずは、作業現場。
・変わった品質環境方針の浸透度合い
・品質環境目標の進捗状況
・リスク及び機会で特定した課題に対する取り組み状況
・新しく特定した緊急事態の訓練状況
・外部提供者の所有物管理状況
・再発防止の際の水平展開
的には知識の入手方法や事例
等、変化点を中心に、且つ施工管理の状況を確認し、
その後、事務所に戻り、部門管理面の書類確認を行い、
マネジメントレビューを実施。
同社は、事業プロセスとマネジメントシステムをほぼ完全に統合して、システム構築をしましたので、
内部監査の指摘は即ち、業務改善、システム改善課題となり、
マネジメントレビューの経営層指示も同様であり、
以前にも増して、非常にしっくり感があるものとなっています。
経営層の皆様も、所謂ISO的な要求を意識せずに、忌憚のない指示を出されたように感じました。
これぞ、規格改正の目指したところ、
改善されたISOを実感することができました。
今のISOに疑問を感じている皆様は、早く2015年度版への切り替えを検討されると、今の消化不良感を脱却する良い機会につながるかもしれません。
弊社では、既存システムをスリムにした上で、2015年度版規格改正(改定)に伴うシステム移行を行います。
マネジメントシステムのスリム化診断(今のところ無料)を含めて、気になる方は、お気軽にお問い合わせください。
2016/03/30
ISO14001 スリム化コンサルティング
ISO14001 スリム化コンサルティング(文書量の削減、負担減)のご依頼が入りました。
元々、ISO14001の2015年度版への移行のご相談だったのですが、
まずは、現行の規格で一気にスリム化(文書量の削減、負担減)をしたい、というご要望が沸々と沸き上り、
是非取り組みたいとのことで、本日に至りました。
ご依頼までに、システムのスリム化診断を行い、体脂肪率の診断をさせていただきました。
ご自身のシステムを客観的な視点で診断されたことで、スリム化へのご決断をいただいたようです。
まずは、環境影響評価、法規制の最新化、順法確認のプロセスなどをスリム化(文書量の削減、負担減)します。
1つ1つ、無駄なシステム箇所を取り除いてもいいのですが、今回は、既存システムへの愛着度を確認の上、ゼロベースで、最低限のシステムをご紹介し、そこにどれだけ既存の帳票を当てはめていくか、を協議しつつ進めてまいります。
さて、3回でどれだけスリム(文書量の削減、負担減)になるか。
『え?この程度でいいの?』
『はい、いいんです。』
さてさて、ご感想がとっても楽しみです。
勿論、2015年度版への移行はしやすくなります。
スリム化するもよし。
スリム化した上で2015年度版へ移行するもよし。
只今、期間限定でシステムのスリム化診断を無料で行っています。
ご自身のマネジメントシステムの体脂肪率が気になる方は、まずはご連絡ください。
今回の記事はいかがでした?
ISO14001の認証取得や更新審査対応は、ぜひ当社のコンサルタントにお任せください!
2016/03/22
ISO9001、14001 2015年度版 規格改正(改定)の、外してはいけないポイントとは?
2月以降、首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県など)を中心にISO9001、14001の複合や単独の2015年度版改正(改定)対応のコンサルティン依頼が増えて参りました。
今回は、システムを移行した後、1、2ヶ月を経過した段階での、『外してはいけない』ポイントを3つご紹介します。
■その1
リスク及び機会への対応
2015年度版で新たに追加された、
規格の『目玉』です。
リスク及び機会で評価した、対応すべき、外部内部の課題、利害関係者のニーズに対する計画が立てられ、実行されていることが非常に重要です。
■その2
目標設定と進捗評価
品質、環境の方針から目標が、関連部門で設定され、達成計画が立てられ、進捗評価ができているか。
ここは、従来とほぼ同じですが、方針が変更され、環境影響評価を従来からのプラス要素を加味した上で、新しく目標設定する場合があるので、要注意です。
■その3
必要な力量の見直し
品質、環境ともに、必要な力量の定義付が変化しています。
官能検査など、その人自身が測定機能を持って製品の合否を判別している場合や、環境側面の見直しに伴い、著しい側面や、緊急事態を変更している場合などは、関係する人には、その力量が求められます。
初期運用時期としては、まず、これら3つは、『外してはいけない』ポイントであろうと思います。
その他、規格解説の詳細はこちらへどうぞ。
詳細な解説が、今のところ『無料』で閲覧できます。
2016/03/14
ISO14001 運用更新コンサルティングとは?
第三者機関の審査にコンサルタントとして、立ち会いました。
作業現場は、ある有名な重要文化財で、一般非公開の場所でした。
写真のような見事な苔、梅など、素晴らしい景観を楽しみつつ、
来られた審査員とお客様との会話に聞き耳を立てながら、審査員の方の質問の意図を理解し、説明すべきことを説明できているか、誤解を与えて無用な指摘に展開しでしたいないかを確認しました。
お陰様で、審査の結果は、
再発防止を伴う指摘は0。
次回までの検討課題を2つ頂きました。
検討課題については、対応の可否、方法を協議し、また、来年のこの時期にフォローアップします。
最後に、社長様、管理責任者、事務局様と2015年度版(規格改正/改定)への移行時期を確認して終わりました。
取り組み成果も順調に進んでいますので、方向性は同じ、スリムなシステムのまま移行できると思います。
今回の記事はいかがでした?
ISO14001の認証取得や更新審査対応は、ぜひ当社のコンサルタントにお任せください!
2016/03/03