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ISO9001よいコンサルタントとは?選び方

投稿日:2024年3月18日  最終更新日:2026年1月28日

ISO9001コンサルタント芝田

こんにちは。ISOコム 芝田 有輝です。

さて、今回は、ISO9001取得を支援してくれる良いコンサルタントの見分け方についてお話します。

実際にコンサルをしている私がお話するのでリアリティがあると思いますよ!

 

ISO9001とは?

ISO9001とは、ざっくり言いますと、会社で作る製品や、提供するサービスの質を安定させ、不良やクレームを減らして、顧客満足度を上げましょう、という国際規格で、ISO9001規格要求に沿った、仕事のルールを作り、運用し、

外部の審査機関が、あなたの会社を審査しにきて、合格したら、公表され、このパスポートをもって、大手会社等と取引したり、入札参加資格を得られたり・・・というものです。

つまり、取引先や消費者から見ますと、一定の品質が保証された製品やサービスを受けることができる、という信頼感がある、ということになります。

日本を含め、世界中で多くの会社や組織が取得をしています。

 

ISO9001のコンサルタントとは?

ISO9001のコンサルタントとは、ISO9001の審査に合格するためのサポートをする人のことです。

ISO9001の規格は結構難しく書かれているので、ほとんどの会社が、ISO9001を取得する際には、外部のコンサルタントを利用しているという印象です。

具体的には、以下のことを実施します。

1.システム構築支援
2.内部監査員の養成
3.内部監査の実施支援
4.マネジメント・レビューの実施支援
5.審査指摘のフォロー(審査に同席をする場合もあります)

 

ISO9001取得をコンサルタントに依頼する4つの大きなメリット

iso9001consultant

ISO9001の取得を目指す際、自力で進めるかプロに依頼するかは大きな分かれ道です。

ISOの専門家として断言できるのは、コンサルタントへの依頼は単なる「代行」ではなく、「組織を強くするための投資」であるということです。

コンサルタントを起用することで得られる具体的なメリットを4つのポイントで解説します。

 

1. 最短ルートでの取得(時間の節約)

ISO9001の規格票は独特の専門用語が多く、自力で読み解こうとすると解釈だけで数ヶ月を費やすことも珍しくありません。

 

・工数の大幅削減: 何が必要で、何が不要かを熟知しているため、無駄な会議や過剰なルール作りを回避できます。

・スケジュールの確実性: 取引先からの要求などで期限が決まっている場合、プロによる進行管理は最も確実なリスクヘッジになります。

 

2. 「形骸化」を防ぐ実用的なシステム構築

自力で作成すると、審査に通ることだけを意識した「分厚くて誰も読まないマニュアル」になりがちです。これが最も多い失敗パターンです。

 

・現場に即したルール: 他社の成功・失敗事例をベースに、「御社の今の業務」に合わせた使いやすい仕組みを提案します。

・スリム化の実現: 現代のISOは文書化の要求が緩和されています。動画やチャットツールなどを活用した、現代的な運用のアドバイスも可能です。

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3. 従業員の負担軽減と教育

ISO取得において最大の障壁は、現場スタッフの「仕事が増えるだけだ」という心理的反発です。

 

・外部の専門家による説得力: 社内の人間が言うと「押し付け」に聞こえることも、外部のプロが「なぜ必要なのか」を話すことで、納得感を持って受け入れられます。

・事務局のスキルアップ: コンサルティングの過程で、社内の推進メンバーに品質管理の本質的なノウハウが蓄積されます。

 

4. 審査合格への確実なガイド

初めての審査は、誰にとっても緊張するものです。コンサルタントは「試験対策」のプロでもあります。

 

・模擬審査の実施: 本番前に不適合(修正が必要な箇所)を事前に潰すことができます。

・審査員への対応サポート: 審査員の指摘が妥当かどうかをプロの視点で判断し、不当な要求や誤解に対しては専門的にフォローします。

 

自力取得 vs コンサルタント依頼 比較表

比較項目 自力で取得 コンサルタントに依頼
取得期間 1年〜1.5年(挫折のリスクあり) 6ヶ月〜10ヶ月
マニュアルの質 分厚く、実務で使いにくい 実務に即してスリム
社内工数 膨大(通常業務を圧迫) 最小限に抑えられる

 

プロのアドバイス
良いコンサルタントは、単に書類を作る人ではありません。

御社の強みを引き出し、ISOという道具を使って「儲かる仕組み」に変えてくれるパートナーです。

丸投げするのではなく、伴走者として活用することが成功の秘訣です。

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ISO9001のよいコンサルタントとは?その1

前項で述べた1~5を具体的に話しましょう。

 

1.システム構築支援

まずは、皆さんのお仕事の実態をヒアリングしたり、文書や記録の確認、作業現場の確認をし、それとISO9001規格要求事項をマッチングさせるときに、「皆さんのお仕事をできるだけいじらずに、規格要求に沿ったルールを作る」ことができるとよいでしょう。

そうなると、「ISOの審査の為の仕事」が少なくなるために、非常に運用がしやすくなり、審査の前に残業や徹夜、みたいなことがなくなってきます。

 

2.内部監査員の養成

内部監査とは、ISO9001に対応した仕事のルール(品質マニュアル等)通りに、仕事をしているかを、社内の監査員がチェックする、というもので、その監査員の養成を行います。

監査員に必要な力量をつけていただくのですが、文書や記録だけでなく、実際に作業現場でも監査が出来るように、皆さんの会社の仕事を想定した教育をしてくれるとよいでしょう。

 

3.内部監査の実施支援

ISO9001に対応した仕事のルール(品質マニュアル等)通りに、仕事をしているかを、皆さんの会社の監査員と一緒に、コンサルタントが参加して、監査を行います。

皆さんはきっと、監査をするのが初めてでしょうから、コンサルタントが監査するのを見て、自分でやってみて、やっている中でコンサルタントから助言、アドバイスをもらえると、内部監査自身が「OJT」の役割も兼ねて、内部監査員の教育の一環にもなるので、その後の内部監査の充実が期待できます。

 

4.マネジメント・レビューの実施支援

マネジメント・レビューとは、ISO9001の運用結果や成果を、経営層(社長、工場長等)に報告して、記録に残す、というものです。

この記録を読めば、ISO9001の規格用語を知らなくても、すらすら読めて、理解でき、次の必要な経営改善や業務改善の指示や決定が出せる、というものがよいでしょう。

 

5.審査指摘のフォロー(審査に同席をする場合もあります)

ISO9001の初回登録までには、2回の審査を受ける必要があります。

1回目は、書類中心で、初期のISO9001の運用状況を文書、記録で確認されます。

作業現場は、さらっと回るくらいです。この審査の目的としては、2回目の審査を受けられる準備が整っているかを判断します。

 

2回目の審査は、作業現場中心になります。実際に、部門長だけでなく、作業者にヒアリングや記録の提示や説明をお願いする場合もあります。

そういう中で、品質マニュアル等、会社で決めたルールと違うことをしていたり、していなかったりして、品質に影響がでそうだ、とか、既に出ているような場合には、審査員から不適合が出されます。

コンサルタントは、その指摘のフォローを行います。

 

具体的には、まず、皆さんには、ルール通りに実施してもらい、ルール面での問題点を原因として特定し、再発防止策として、ルールの追加や変更の提案をします。

みなさんは、その提案を受けて、その後運用が出来そうかどうかを判断して、審査員に、不適合に対応した資料を送ります。

 

良いコンサルタントは、ここで提案するルールが、審査員は通るが、皆さんに負担が少なく、消化できそうな程度であることが大切であると思います。

審査員がその資料が適切か判断して、OKとなれば、容認してくれ、その1ヶ月後くらいに、ISO9001の合格通知がとどき、登録証がもらえます。

 

ISO9001のよいコンサルタントとは?その2

コンサルタントの特性として、その1の前提になるのは次の3つではないかと考えています。

 

1.お客様の業務内容について理解できること

業務経験、コンサル経験、審査経験などを通じて、専門性を持っていること。専門用語について、??とかならないこと。

 

2.引き出しが多いこと

事例を多く知っていること。

規格要求に対して、決められたテンプレートを渡して、そこに入れ込むようにするだけでなく、お客様の業務実態に沿って、既存帳票や新規のテンプレートをカスタマイズしたり、より運用しやすい提案をしたりできること

 

3.メールや電話のレスポンスが早いこと

できれば一両日中に返信が来るのが望ましいですね。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ISO9001のよいコンサルタントとは?について、お話ししてみました。

お話ししたようなコンサルタントに当たらないと、次のような悲劇が待っているかもしれません。

1.無駄な仕事が増える。

自社になじまないルールに沿って、余計な時間を使って仕事をしたり、審査の為の記録を作成したりする。

また、そのためにコンサルを雇って、無駄な経費がかかる。

 

2.品質改善につながらない。

形だけISOのため、品質改善につながらず、同じような不良やクレームが減らない。

 

3.社内の士気があがらない。

形だけISOのため、社内の誰もISOに関心が無く、むしろ敬遠気味である。

 

でも、ISOコムなら大丈夫!

現役審査員でもある、業種の専門知識を持ったフットワークの軽いコンサルタントが、負担が少なく、あなたの会社にマッチした、役立つISOルールを作ります!

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