ISOの内部監査員の研修・社内教育に講師を派遣します!
ISOコムの内部監査員養成講座では、各種ISO規格を運用しながらこのような事でお困りの企業・組織にお勧めしています。
内部監査員は社内教育で研修してはいるが、監査がおざなりになっていて、有効な指摘にまで至らず、審査機関から、「内部監査の有効性向上」について指摘を受けている。
監査質問の内容がいまだに良く理解されないまま監査を実施している・・・等々。
ISOコムでは、お客様のご希望に添って、以下のご提案が可能です。
対応規格はISO9001・14001をはじめとした各種ISOです。
ISOコムが推奨する内部監査とは、
- ① 監査の目的設定(何のために内部監査をするのか?)
- ② 業務中心の監査計画の作成
- ③ 業務に沿った質問の仕方~監査チェックリストの作成
- ④ 再発防止まで展開しやすい、書きやすい帳票の提案
- ⑤ 監査結果と当初目的の評価(監査は有効であったか)
- ⑥ ISO監査員の力量向上(相手方業務を知る)
等を中心に、有効性の高い内部監査が期待できる仕組みを社内で構築し、実施方法を講師がセミナーを開催して伝授します。
弊社でサポートしている内部監査員養成講座セミナー
ISO9001、14001をはじめとして下記各規格の内部監査員養成講座を行っています。
① 監査目的の設定
何のために監査するのでしょうか?ISO9001で要求しているからですか?その通りなのですが、ただ、やるだけで、中身の薄い監査記録を作って審査員に見せて、色々言われるのは、面白くないし、そもそも内部監査にかけた経費の無駄とはならないでしょうか?
内部監査は、監査員を養成するコストと時間がかかり、監査となると、監査を受ける部門の仕事を一旦止めて立ち会ってもらわなくてはなりません。受ける側の経費も使っているのです。
このコストを回収できるだけの成果がないと、最低限の有効性はないとは思いませんか?
ISOコムでは、「何のために監査するのか?」監査前に依頼者である経営層に期待する目的をヒアリングし、この結果をインプットして監査計画を作成することを推奨しています。
勿論、初回登録前の内部監査は、とにかく全ての部門、全項目を網羅して監査することを優先して行いますが、認証登録後の内部監査で、有効性を高めたいというご希望が有る場合には、経営層の期待値をインプット情報として追加することは重要な要素と考えています。
② 業務中心の監査計画の作成
製造で言いますと、材料購入~受入~加工~検査~出荷 等、業務に沿った流れで監査する計画を立てます。この流れの中で。書類や材料、半製品、完成品の取り扱いや保管状況、部門間の情報伝達などが適切に行われているかを確認していく計画を立てます。
通常、第三者審査機関が有効性審査として採用している方法です。
複数部門が同時に監査を受けていただける場合には、部門間のインターフェースも重要視して確認します。
※既存の計画書を活用したご説明も可能です。
③ 業務に沿った質問の仕方~監査チェックリストの作成
規格要求事項の文言を質問形式に直したチェックリストを審査現場で見かけますが、そもそもISO9001/14001などの規格要求事項の文言は、私たちが日常的に使っている言葉では書かれておらず、わかりにくいものです。ISOコムでは、品質マニュアルや環境マニュアルなどに書かれた、よりわかりやすい言葉を使って、チェックリストを作り、業務フローやQC工程表などを使った、業務に沿った質問、チェックリストの作成を推奨し、支援します。
※既存のチェックリストの更なる有効活用もご提案可能です。
④ 再発防止まで展開しやすい帳票の提案
思い切って、「不適合」という言葉で指摘することをやめませんか?
「不適合」と言われてモチベーションが上がる人がどれほどいるでしょうか。まずは、指摘の場合の言葉を変えて、監査を受ける側が受け入れやすくする工夫が必要です。
また、指摘をする度に、書類作成の手間がかかり、かえって仕事が増えてしまうという心配も起こります。ISOコムでは、書きやすい、複数の指摘も簡単に書ける帳票を提案します。
※既存の帳票の使用も可能です。
⑤ 監査結果と当初目的の評価(監査は有効であったか)
監査結果が出たら、依頼者である経営層に結果を報告しますが、そのときに、報告する管理責任者と経営層で、当初設定した監査目的が達成できたのか、協議していただき、次回への改善点をマネジメント・レビュー等のインプット材料として、次回に繋げていただきます。
※経営層の報告は必須ですが、目的の評価は省略可能です。
⑥ ISO内部監査員養成講座/監査員の力量向上(規格要求+相手方業務を知る)
内部監査のテクニックと、有効な指摘が出来るかどうかは、正直比例はしません。
まずは、難解なISO9001/14001などの規格要求事項を「口語調」になじみやすく、わかりやすく解説します。
且つ、貴社の品質マニュアルや環境マニュアルや規定書類なども要点を解説します。
質問は都度、その場で受け付け疑問は即時解消いただきます。
規格の理解もさることながら、相手方の業務内容がどの程度理解できているのか、という「業務の専門性」の確保が必要です。第三者審査では、原則「専門性」が付与された審査員が受審組織へ出向いて審査することになっています。
内部監査も有効性を上げる上では、このことは必須と考えます。そこで、社内の内部監査教育では、製造や、生産管理、設計などの業務を社内講習するなどの勉強会を推奨しています。中々、その時間が無い場合には、監査員の選定を工夫するか、チェックリストを具体的にするなどで底上げを図る場合もあります。
ISO9001 内部監査員養成講座のスケジュール2日間コース(例)
[1日目] 9:30~16:30
- 1.講座紹介
- 2.ISO9001:2015 規格解説及び貴社品質マネジメントシステムの解説(マニュアル、規定類 等)
[2日目] 9:30~16:30
- 1.内部監査の考え方
- 2.内部監査の基本
- 3.内部監査の実施
- 4.監査の実施手順
- 5.チェックリストの作成
- 6.ケーススタディⅠ
- 7.ケーススタディⅡ
- 8. ケーススタディⅢ
- 9.初回最終会議手順
- 10.講座まとめ
※1日コースの場合には、上記1日目の規格解説、マニュアル・規定解説がありません。
出張型ISO内部監査員養成講座 費用(消費税別)
- ■2日間コース
- 5名まで ¥320,000-
5名を超えて1名につき ¥ 24,000-
- ■1日間コース(規格解説は含みません)
- 5名まで ¥160,000-
5名を超えて1名につき ¥ 12,000-
関東圏の場合:JR新橋駅から
関西圏の場合:JR大阪駅から
東海圏の場合:JR名古屋駅から
ISO 9001,ISO14001等 内部監査員ラウンドレッスンのご案内
こんなお悩みはありませんか?
- 内部監査員のレベルが上がらない。
- 書類の不備しか指摘が出てこない。
- 作業現場で何を指摘して良いのか理解できていない。
そんなお悩みをラウンドレッスンで解決します!
弊社コンサルタントが、内部監査員と一緒に現場を一緒に回り、監査を目の前で「やってみせ」「言って聞かせて説明し」「監査をさせて」「ほめる」ことを通して、“作業現場で監査ができる内部監査員”を育成します。
- 期待効果
- ①審査機関の視点が見える審査員がどこに着目して監査しているかわかる。
- ②作業現場の肝が見えるISO9001なら、品質の肝、ISO14001なら、環境負荷を与える肝がわかる。
- ③質問のねらいが見える何故その質問をするのか、何故そこを確認するのか。意図やストーリー性をもった質問がわかる。
- お客様の声
- ①凝り固まった従来の視点とは違う観点で進められるようになった。(徳島県電気工事業様)
- ②形式だけの内部監査ではなく、会社としてやるべきことが理解できました。(大阪府ホーロー加工会社様)
内部監査ラウンドレッスン費用
\160,000(消費税別)
*作業現場を中心に監査レッスンを行います。
*多人数になるとお一人ずつのフォローができないため、最大5名とします。
*1日6時間までとします。(昼休憩は含みません)
対象となる受講者
内部監査員養成講座の修了生であること。
弊社又は、外部の研修機関により、内部監査の考え方、目的設定、計画作成、チェックリスト作成、監査の実施、指摘への再発防止策の作成、依頼者への報告について、受講し修了しているかたが対象です。