ISO9001は、『顧客満足のために品質を担保する』という考え方であることを理解できました。
株式会社某社様 M様、N様
- ――― 今回のコンサルティングはいかがでしたでしょうか。
-
M様:
ISO9001が、元々製造業を前提に作成された規格ということもあって、我々のようなIT業種のプロジェクト計画書、品質やリスクの部分を弊社の業種に当てはめたときに、結構難しかったところがありますね。
SIerをISO9001にどう当てはめるかが難しかったです。
弊社が提示したフォーマット プロジェクト計画書にISO9001の品質やリスク機会の箇所に当てはめようとすると、理解が難しかったところがありますが、第三者審査を受けた段階くらいで、顧客満足のために品質を担保するという考え方を前提に当てはめていくのだということを理解することが出来ました。
現段階では、ISO9001が、顧客満足につなげるためのしくみであることを理解できています。
N様:
私は、途中からISO9001の取得活動に参画しましたので、コンサルさんとやりとりする機会は少なかったです。
SIerのところ、プロジェクト計画書の作成のところは、最初は理解が難しかったですが、機会を重ねる毎に理解が進んだように思います。
- ――― 当初の課題については、解決できましたでしょうか。
-
M様:
当初の目的は、自社で今後の業務改善の為、自社製品の開発のために、取得を目指すことでした。
まだ、ISO9001の運用を始めたばかりですが、今までは、社内に明確な規定がなく現場によっていたところを、第三者の視点で、弊社に合わせて顧客満足を高めるための業務の仕組み、目指す体制ができたと思います。
- ――― 社内工数、時間はどの程度費やしましたでしょうか?
-
M様:
ざっとにはなりますが、序盤はそれほど弊社内で用意するものもりませんでしたので、大凡10時間くらいだと思います。
プロジェクト仕様書を作成する段階以降は、何回か、社内で準備する時間をかけました。
今年の初めくらいからISO9001取得までの間では、週2~3で2時間、月平均で2,30時間くらいかけたように思います。
- ――― 今回のコンサルティングは、10点満点で何点いただけますでしょうか。
- M様:7点 N様:7点
- ――― 今後、ISO9001の自力運用は可能でしょうか。
- M様: 自力運用は可能と思っています。 品質マニュアルは何かある度に改訂をしなければならないことは理解しています。 プロジェクト計画書、内部監査などで運用していくこと等を理解できているので大丈夫だと思います。
- ――― 担当コンサルタントへのコメント
- M様: 1年くらいお世話になり、特に不満点もありませんので、今後頑張ってもらえればと思います。 N様: ありがとうございました。審査の後も、フォローの言葉をかけていただきありがたかったです。
ISO9001は、おっしゃるように元々製造業を意識して作成された規格です。
2015年に発行された頃には、サービス業務に柔軟に対応できるように改訂をされていますが、
それでも尚、製造品質的な部分が残っていることはあるかと思います。
皆様の業種にどのようにスムーズにISO9001を当てはめていくか、担当コンサルタントも色々考えながら進めて参りました。
審査を受けていただく段階、ISO9001取得後の現段階で、顧客満足を高めるために品質を担保するというお考えに至ったとのこと。そのお考えで結構だと思います。
また、ISO9001の運用は、今後、自力で可能出るとのこと。
また、業務改善の為、自社製品の開発をしていく上での体制が整ったとのことですので、
今後、より高いレベルの業務を通じて、自社で開発された高い品質の製品、サービスを世の中に広めていっていただけましたら幸いです。
また、何か不明点などあればお気軽にご相談ください。
貴社の益々のご発展を心より祈念しております。