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成功導入事例

【大阪府・ISO9001】余分なルールがないシステムはできたが、落とし込み、浸透が課題。

株式会社 テクノタイヨー 水野社長、久良様

――― 今回のコンサルティングはいかがでしたでしょうか。
水野社長:認証取得できて良かった。
当初、ISOをとるから新しいルールを作るというのではなく、大方その通りにできたと思うが、そのためにわざわざやっているような(スキル管理のところなど、実務と沿っていない箇所、内容、評価方法、人事評価につながっているか。マネジメント・レビューや内部監査のタイミングが当社の決算期と合わなかったので、時期を合わせていく必要がある。更新の時期があるので年内に1度やる必要がある。8月の決算に合わせる等)ところもある。
ISO取得が目的ではない、運用を通じてなじむようにしていく必要があります。

久良様:当初の目的から、余分なモノを作らないように作っていただき、一緒に考えてもらう時間が多かったので、解釈の仕方とかはすごく勉強になった。社内的に落とし込みをする方法とか、しっかり教えてもらうことをしておけば良かったと思う。具体的な社内的な落とし込み、教育、識別に工夫があればもっと教えていただいておけば良かったと思います。(ISOではなく、会社の目的、作業者の方の腑に落ちるような説明)
――― 当初の課題については、解決できましたでしょうか。 或いは今後、解決できる見込みはたちましたでしょうか。
久良様:顧客要求はなく、大きな不具合があり、これまでのルールの形骸化、続かないことがあり、継続して運用できる仕組みを導入した経緯がある。

水野社長、久良様:ISOの落とし込み、浸透が足りていないところがあると思っています。クレームに関しても、ISOを取得してから減っているわけではなく、増えている。より決めたことの浸透のさせ方に課題がある。
――― 今後、弊社の継続支援を要望されますでしょうか。 その場合、どのような支援を望まれますか。
水野社長:基本的には自力で回していきたい。いったんは自力でやっていこうと思っていますが、浸透の面で解決策の1つとして、ISO委員会のメンバーを一新してやっていこうとしている。新しいメンバーが多いので、内部監査員の方が教育していければいいが、内部監査員の研修を新しいメンバーにお願いしたいなあ、見積をいただきたいと思います。内部監査員養成講座 11月頃~12月前半 5名参加
(研修の際に、ルールの浸透の方法についても助言アドバイスを行います)
――― その他、ご意見ご感想があれば何でもお願いします
水野社長:これからだと思うので、仕組みに魂を入れていくところは確かにある。僕らが腹に落としていかなければならないと思う。
――― 今回のコンサルティングは、10点満点で何点いただけますでしょうか。
水野社長:9点 久良様:8点
ISOコム担当者のコメント
種々、ご意見をいただきまして、ありがとうございます。
①『スキル評価と人事考課の連動について』
認証された組織様でも採用する場合とそうでない場合があります。理由は、スキルとポストの数が合わないためというのが多いようです。ISO9001の規格要求は、“その仕事をさせる上で必要な力量を持たせること”ですので、規格には沿うシステムにはなっていると思いますが、ここに人事考課を当てはめるかどうかは、今後の課題としてご検討いただけたらと思います。
②『マネジメントレビューの実施時期が決算期とずれている』
初回審査を受けるタイミングに合わせて、審査の数ヶ月前にマネジメント・レビューを実施しますので、第一回目の実施時期、決算時期と合わない企業様がほとんどかと思います。ここは問題ありません。
御社は既に認証されましたので、今後は、決算時期など、1年の締めのタイミングで実施されるか、社長様が定期的に関わられている会議等を利用して、実際の動きに合わせて行っていくのがよいと思います。
③『ISOの落とし込み、浸透が足りていないところがあると思っています。クレームに関しても、ISOを取得してから減っているわけではなく、増えている。より決めたことの浸透のさせ方に課題がある』
社内の落とし込み、浸透は、ISOを認証している全ての組織の課題だと思います。
ISO9001の認証登録というのは、いわゆる箱ができて、魂を入れて間もない時期に審査を受けて合格、ということですので、運用が定着している状況はこれから御社が作り上げていくことになります。ガバナンスの問題でもあります。
そのためのキーポイントを3つ程あげるとすれば、
❶経営層や管理層がルールを守ること(聖域を設けないこと)。
❷ルール違反やルール無視、工程飛ばしなどがあれば、見つけたその場で指導すること。
❸守るべき人が納得するよう指導すること
かと思います。
以下解説です。
❶会社の上層部がルールを守らないと従業員が守ることはまずないと思います。率先垂範ですね。
❷その場で指導しないと、「それでいいのだ」と誤解したり、それを見ている周りも「ルールを守らなくてもいいのか」とモチベーションが下がったりします。
❸「腑に落としてもらう」「ああ、なるほどそういうことか!」と納得してもらうよう指導することで、ルールの定着が期待できます。納得しないルールは定着は難しいかなと思います。

今後は、自社でISO9001を運用していきたいとのこと。
是非、上記の3つを参考にルールの浸透を進めていっていただきたいと思います。
また、推進メンバーを新しくし、内部監査員も増員されるとのことですので、その際には、ルールの浸透を視野に入れて、監査指摘の後の再発防止策を考えるプロセスをお伝えしたいと思います。
システムの運用定着を通じて、クレームが減っていくことを心より祈念しております。







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