本当に優しく、親身になって対応していただけました。

ナビエース関東株式会社 品質保証部/ISO事務局様
- ――― 今回のコンサルティングはいかがでしたでしょうか。
-
非常に手厚いご支援をいただき、特に担当コンサルタントの方には、
電話やメールを通じて継続的にご相談に応じていただきましたことに、心より感謝申し上げます。
- ――― 当初の課題については、解決できましたでしょうか。
-
当社は、親会社からの要請に基づきISO14001認証を取得しました。
直接的に顧客からの要求はありませんでしたが、当社はCO₂削減につながる製品を取り扱っているため、
ISO14001を取得していないと他社への販売活動において不利になる可能性がありました。
こうした背景から、組織として認証取得を進めました。
ちょうど社長交代のタイミングでもあったため、会社案内を全面的に改訂し、その中にISO14001認証の取得についても明記し、対外的な信頼性を高めていく予定です。
また、担当コンサルタントの方には、申請から認証取得に至るまで継続的にご指導をいただき、大変感謝しております。
今回の経験を通じて、環境マネジメントの重要性を再認識するとともに、今後の事業展開に活かしてまいります。
- ――― 社内工数、時間はどの程度費やしましたでしょうか?
-
管理責任者、各部門長、そして現場担当者との調整に多くの時間を要しました。
全体として、少なくとも60時間以上は対応に費やしたと考えています。
担当コンサルタントの方からの指導を受けながら進めたことで、必要なやり取りを着実に積み重ねることができ、
組織全体として合意形成と改善の定着につなげることができました。
- ――― 今後のISO14001の自力運用は可能でしょうか。
- 当社では統合マネジメントシステムを導入したことで、基本的にはISO9001と同様の運用方法をベースに、 そこへISO14001で必要となる業務を追加していくイメージで取り組んでいます。 そのため、全体として無理なく対応できると考えています。 一方で、法規制に関わる管理は総務経理部が担うことになるため、 同部門が持つ知識や技量をISO14001の仕組みにどう結びつけるかが課題となります。 特に、環境法令への対応をいかに運用に反映させるかが重要なポイントです。 アップデートの運用については、環境法令情報が審査機関から定期的に提供されるため、 まず事務局でその内容を確認し、総務経理部へ伝達する体制を構築する予定です。 さらに、その情報はPDFとして蓄積し、全員がアクセスできる形で共有することで、 透明性と継続的改善につなげていきたいと考えています。
- ――― 担当コンサルタントへのメッセージ
- ①HSコンサルタント(システム構築~S1審査同席まで) その人柄に尽きると思います。本当に優しく、親身になって対応していただけました。 当社の管理責任者も担当コンサルタントの方を大きな支えにしておりました。 ご病気でなければ、引き続き担当いただくことに何の問題もなかったと考えています。 ②YSコンサルタント(S1審査の指摘フォロー) S1からS2への移行のタイミングだったこともあり、実質的に1か月もない期間で課題を提示いただきました。 スピード感についていくのが難しい場面もありました。 当初の担当コンサルタントの方がそのまま継続されていれば、引き継ぎのコンサルタントの方への説明は本来不要であったはずなので、 その説明を要した点が負担ではありました。 ただし、その中でも的確に対応していただき、大変感謝しております。 ③TYコンサルタント(S2審査同席、指摘フォロー) 認証取得に際しては、実質的に最後のS2審査の立ち合いのみでしたが、今後の運用に関する有益なアドバイスをいただけたことは非常に大きな収穫でした。 今後の改善活動に活かせる、貴重なお話を伺えたと感じております。
ISO14001認証取得に至るまでの長い道のりをご一緒させていただきましたこと、心より御礼申し上げます。
まずは、当初担当いたしましたHSコンサルタントがやむを得ず交代せざるを得なくなったことにつきまして、あらためて深くお詫び申し上げます。
貴社におかれましては、引き継ぎしたコンサルタントへの説明や共有に時間を割かれ、
本来であれば不要であったご負担をおかけしましたこと、大変心苦しく感じております。
それにもかかわらず、お取り組みが滞ることなく円滑に進めていただけたことに、心より感謝しております。
S1審査からS2審査にかけてのご準備の中で課題が残ったと振り返っておられる点、
また法規制や環境影響評価への理解・対応についても重要な学びであったとのお言葉を頂戴しております。
一方でS1審査の指摘にはやや細かい傾向も見受けられ、ご支援のお打ち合わせの中でもお伝えした通り、
ISO14001の規格要求として明示されているのか、審査員の個人的見解なのかはよく見極めて対応するか否かを判断する必要がございます。
審査員の言うこと全てに対応した結果、毎年審査を受ける度に業務負荷が増えてしまったという事例は枚挙に暇がありません。
今後の毎年の審査では、指摘については対応するか否かを、業務負荷と効果を慎重に検討されるとよいかと思います。
今回の認証取得に際しては、管理責任者様や各部門長様、現場担当者様まで、
多くの方々が60時間以上かけて調整を重ね、組織として合意形成と改善の定着に至られました。
そのプロセスを経て組織全体として着実に進展されたことは、何より大きな成果であると存じます。
当初担当したHSコンサルタントについて、温かいお言葉をいただき誠にありがとうございます。
可能であれば、最後まで責任を持って伴走したであろう彼の人柄を高く評価していただけましたことを感謝しております。
また、その後引き継いだコンサルタントが短期間で課題提示と指導に取り組み、
S2審査に立ち合い今後の運用改善に有益なアドバイスをお伝えできたこと、
どの場面においても貴社の前向きなご協力によって、認証まで到達できたと思います。
今回、貴社は社長様交代のタイミングと重なり、会社案内の全面改訂も進められている中、
ISO14001認証取得を外部への信頼性向上とし、新たな成長の足掛かりと位置づけられたことは大変意義深いことだと考えます。
CO₂削減に貢献する製品を扱われている貴社にとって今回の認証は、社会的責任の証であると同時に事業競争力を高める強力な後押しとなることと思います。
今後は、総務経理部様を中心に自力運用されるとのこと。実現は十分可能と判断しております。
改めまして、大変お世話になりまして、ありがとうございました。
貴社の益々のご発展とご繁栄を心よりお祈り申し上げます。