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ISOコム通信

ISO9001の経営者が果たす役割と責任

2022年1月11日

こんにちは。ISOコムの芝田 有輝です。
今日はISO 9001の経営者が果たす役割と責任についてお話してみたいと思います。

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ISO 9001の経営者への要求とは?

ISO 9001では5章リーダーシップという項目があり、ここで経営者に対する要求事項が色々と記載されています。

・ISO 9001の仕組みをつくって効果を出すことに対して説明責任を負いなさい
・品質方針とか品質目標を確立しなさい
・会社を運営する上で必要な経営資源(人、もの、金、情報)を与えなさい
・会社の中の責任と権限を割り当てて、会社内に伝えて理解させなさい
・ISO 9001の取組状況とか成果を経営者に報告させて経営者がその報告に対して決定や指示をしなさい
等という要求があります。

ざっくり言いますと
「経営者における経営者が果たす役割と責任というのはISO 9001を何のために活用するのかという目的を示しその目的を達成するためにヒトモノお金情報などの経営資源を用意して組織で取り組みを行ないその成果を評価する」
と言うことになるかと思います。

つまり、最も大切な役割を経営者に要求しているといっても過言ではありません。

ここから本題に入ります。

ISO9001認証前に経営者が決めておくべきこととは?

実際、私たちコンサルタントがISO 9001の認証をしたいと言われるお客様からご相談を受けたときに、経営者の方が「何のためにISO 9001をとるのか」という目的がはっきりしている場合と認証をとること自体が目的であるという場合があります。

つまり、「ISO9001をとった後の活用を考えているかどうか」です。

例えば、
・品質不良を下げたい
・お客様のクレームを減らしたい
・生産性を上げたい
・リピート顧客を増やしたい

などは、ISO 9001の取組成果として期待できるのですが、これらのように会社としての課題が明確で、その「課題を解決する道具」としてISO 9001を活用したいという場合、
どういったところに重点的にポイントを置いてシステム構築をして行くかということが明確になります。

一方で、
・入札条件の為にいついつまでに必要だ
・お客様からの取引条件としてISO 9001の認証が必要だ

など、「ISO 9001の認証自体が目的」となった場合には、その先、何のためにというところが曖昧なため、

とにかく簡単に早く安く、できるだけ手間をかけたくない。
ということになります。

実際にISO 9001を認証したいという場合ほとんどがお客様要求や入札条件など取引先からの取得状況取得要求というものが95%以上を占めていると思いますので、
最初は、認証が必要だ!でもOKです。

ただ、残念ですが、ISO 9001は、審査で合格したら終わり!・・・ではないのです。

審査合格後、毎年同じ時期に審査員があなたの会社に来て、根掘り葉掘り仕事の状況や書類を見たり、作業現場へ行って作業員の方に質問したり、場合によっては指摘を出して再発防止を要求されるということがあります。

つまりISO 9001というのは「認証してからがスタートだ」と言う考えも一方であるわけです。

認証自体が目的目的となった場合、毎年の審査というのは、単にしんどいだけのむだな経費がかかるものとなってしまいます。

なので何のためにISO 9001を続けていくのかということに対する目的がとても大切になります。

ISO 9001では4章の中で、「事業課題を明確にして達成するための計画を立て実行しその成果を評価しなさい」という要求事項があります。

ここで、会社の本当の課題を当てはめて取り組むことで、ISO 9001を継続して取り組む目的が明確になると思います。

この会社の本当の課題を当てはめるという作業は経営者にしかできません。

私たちは、コンサルタントであり同時に現役の審査員でもあるわけですが、時々審査の現場ではすでにISO 9001を認証した後何年も運用を続けているという会社に訪問することがあるわけです。

そういった時にこの会社の本当の課題をISO 9001を使って解決するのだという会社と、とりあえず何でもいいから審査に通ればいいやということで適当な課題を設定している会社があります。
適当な課題というのは頑張っても頑張らなくても達成できそうな課題という意味です。
この課題にモチベーションをあげて取り組む従業員は、いないと思います。

会社の本当の課題をISO 9001を道具として活用しようとする場合、その道具がうまく機能するかどうかということが関心になるわけですから、機能するための道具として磨き続ける、マネジメントのシステムを改善し続けるという作業が必要になります。

システムを改善し続け、課題が解決できると、ISO 9001に対する信頼も会社の中で増すわけで、関わる従業員のモチベーションも上がります。
この仕組みを真面目にやることで、会社が発展して行くという手応えを感じられることになります。

こうなるとISO 9001の取り組みにかかる費用、審査費用や場合によってはコンサル費用が必要になる場合もあるかもしれませんが、これらは経費でなく投資に昇華します。

一方でISO 9001をただ認証すればいいということで適当に取り組んだ場合、ISO 9001の維持にかかる費用というのは単なる経費無駄な費用できるだけ少なくしたいということになりますし、会社内でのISO 9001に対する信頼は低いままになりモチベーションは当然上がらなくなります。

だからコンサルに代行してもらう・・・これはISOを活用できているとは言えませんね。

せっかく取り組むわけですから、成果につながる道具として磨き続け、
ISO 9001を投資として考えていただき、会社のいろんな課題を解決する道具として、投資のリターンを沢山回収していただき、「ISO 9001に取り組んで良かった!」というご感想を感じていただきたいと思います。

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いかがでしたでしょうか。
ISO 9001は、とってからがスタートです。
とること、そして、とったあとにどう活かすか。是非投資としてISO 9001に取り組みませんか?

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