現場の反発もなく、非常にスムーズに導入することが出来ました！

――― 今回のコンサルティングはいかがでしたでしょうか。

まず初めに、品質マニュアルなど何もない状態からの立ち上げには、コンサルティングは必要不可欠だったと感じています。

私個人としては、前職でISO関連の書類管理に追われていましたが、コンサルタントの指導の下で、文書管理のDX化も含めて、業務実態に合った非常にスリムな導入が出来きました。

特に文書管理などのDXと、ISO9001規格との整合性の確認、品質マニュアル作成やマネジメントシステムの構築に関する表現の仕方には、一番お力をいただけたと思います。

――― 規格説明のわかりやすさはいかがでしたでしょうか。

ISO9001規格の英文と和文を比較しながら、規格を満たしつつも、会社への取得維持するための仕事を増やさないことに注力していただいたので、非常に感謝しております。

ISO9001の文書類は、当社の業務実態に合った内容になっており、私自身が作成したフォームに対しての修正提案や、参考となるテンプレートを紹介していただいたりと、一番知りたい箇所を、的確に教えていただけたのが良かったと感じています。

現場作業者からの反応は、コンサルタントとISO9001の取得維持に関して、日常業務の負担を増やさないことに注力していましたので、実際追加の業務負担はほぼなく、作業者からの反発もなく、非常にスムーズに取得活動に取り組みことができました。

――― 当初の課題については、解決できましたでしょうか。

当初の目的は、

①ISO規格を通じて社内に品質改善維持に関する考え方を根付かせる
②対外的な品質取り組みアピール　

でした。

①についてはISO9001の取得活動を通じて、品質不具合や知識の共有が体系化されました。

以前は、不具合問題は始末書を書くなど、当人と直属の上司のみの対応で済まされていましたが、
今では毎月の品質会議で不具合の原因究明やその対策を全員で考え、持続可能な対応策を取れるようになりました。

知識の共有もDXと絡めて、社内ホームページから、誰でも必要な情報を閲覧することができるようになりました。

②については、新規参入にISO9001を要件に掲げている企業様も多く、最近商談させていただいている企業様でも、ISO9001準拠、または同等の品質保証を担保している取引先を探されているようでした。

――― 社内工数、時間はどの程度費やしましたでしょうか？

私単独の業務量では、10か月間の中で就業時間の40%程度費やしたと思います。 ISO9001の導入維持のための仕事を増やさないために、文書管理や社内のDX化も平行して行いましたので、そちらの時間も考慮しております。 いずれにしても、僅か10か月間で取得ができたことは私自身驚いております。

――― 今回のコンサルティングは、10点満点で何点いただけますでしょうか。

10点です。

――― 担当コンサルタントへのメッセージがあれば、お願いします。

長期間にわたって、遠方より当社来ていただきましてありがとうございました。 実際に現場や事務所の雰囲気を見ていただきながら、当社のレベルに合わせた実現可能な提案をしていただきました。 認証機関の審査員の方にも持続可能なスリムな導入方法に賛同していただけたようで審査も非常にスムーズでした。