派遣型ISO内部監査員養成講座について
2019年5月28日
こんにちは。ISOコム マネジメントコンサルタントの亀田 昭子です。
今回のISOコム通信のテーマは、「派遣型内部監査員養成講座」です。
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皆さんの会社の内部監査員養成は、どの様に行っていますか?
ISOの認証を受ける場合には、社内のシステムを監査するための内部監査を行う必要があります。
その内部監査は、認定された内部監査員によって実施する必要があります。
なので、認定された内部監査員を育成するためには、外部機関による内部監査員養成講座を受講することが大切です。
内部監査員の養成は、通常、外部の教育機関の内部監査員養成講座に担当者を一人から数名派遣し、講座を受けたあと、社内で内部監査員の認定を受けて、認定された内部監査員の方が、社内講座の講師となり、社内の内部監査員の養成を行っていると思います。
教育機関の内部監査講座にとは?
教育機関が行っている内部監査員養成講座は、どのような業種に方にも対応できるように、ISO規格の要求事項の概要とISO19011(監査をするための指針が書かれています)に基づいた内部監査の進め方、監査員としてあるべき姿、内部監査での不適合の対応方法、内部監査結果の報告方法等、一般的な事例を使って、説明されます。
このような参加型の内部監査員養成講座では、いろいろな業種の方が参加されていますので、社外の人と交流できる点では、非常にいいのですが、あなたの会社の業務にあった内容ではなく、一般的な製造業などの内容となります。
また、社外への派遣ですので、一度に多くの人は、派遣することは、業務に支障をきたし、非常に難しいと思います。
派遣型内部監査員講座とは?
ISOコムでは、派遣型の内部監査員講座を行っています。
つまりあなたの会社に、ISOコムのコンサルタント(現役の審査員でもあります)が伺って行います。
ISOコムでコンサルティング中のお客様は、ご要望に応じて、コンサルティングのスケジュールに折り込み、実施しますが、最近では、内部監査員養成講座のみをご依頼されるお客様も増えてきました。
ISOコムの内部監査員養成講座ですが、皆様の会社の中で、コンサルタントがお邪魔して、講座を行います。弊社のコンサルタントは、全て、外部審査機関の審査員ですので、コンサルタントが実施する内部監査員養成講座も外部教育機関が実施するものと同じように、認定証を提供することができます。
派遣型内部監査員養成講座の内容は?
派遣型の講座は、その会社の方のみになりますので、最初に皆様のマニュアル・規定類・文書類に基づいたISOマネジメントシステム要求事項とその対応方法について、説明します。
その目的は、ISOの要求事項に対して、皆様の会社がどのように対応しているかを理解していただき、効果的な内部監査を行っていただくためです。
その後、ISO19011に基づき、内部監査の流れ、やり方、不適合発生時の対応等について、ケーススタディーを含めながら、講座を進めていきます。この時、皆様の業種にあった、チェックシートの作成や不適合内容の指摘方法等を説明します。もし既に皆様の会社で使用している内部監査計画書、チェックシートなどありましたら、皆様が使用している帳票を活用し、また、させていただきます。
派遣型内部監査員養成講座の利点は?
①皆様の会社にコンサルタントが伺い、皆様の会社内で内部監査員養成講座を行うため、内部監査員養成講座を開講している場所まで、移動に時間がかかるお客様にとっては、移動時間の短縮が可能です。
②複数の方が参加することが可能となります。(講座の費用は、ある人数以上になりますと追加料金がかかりますが)
③皆様のお仕事に沿った内部監査員養成講座になり、より身近な活動になります。
今後、内部監査員を育成しようと思っていらっしゃいましたら、派遣型の講座も検討していただければと思います。
ISOコム通信を読んでいただき、ありがとうございました。
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