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ISOコム通信

ISO14001のプロセスアプローチを簡単に説明する

2018年9月25日

【この記事の執筆者】亀田昭子

コンサル風景

こんにちは。ISOコム マネジメントコンサルタントの亀田 昭子です。

今回は、ISO14001におけるプロセスアプローチについて、考えたいと思います。

 

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プロセスアプローチとは?

プロセスアプローチという言葉を聞いたことがありますか?

プロセスは工程、アプローチは、接近、接触という意味です。

 

でもプロセスアプローチというと難しい言葉になってしまいますね。

プロセスアプローチとは、組織内で仕事をする上で、必要とするプロセスを明確にし、それらのプロセス間の相互作用を体系的に明確にして、一連のプロセスをシステムとして運営管理することです。

 

プロセスアプローチは、品質マネジメントシステムの基本となる考え方ですが、今回のブログの題名のプロセスアプローチを環境マネジメントシステムで考えていきたいと思います。

 

プロセスの例としては、方針・目標展開プロセス、教育・訓練プロセス、内部監査プロセスなどありますが、

環境特有のプロセスというと

 

「環境影響評価プロセス」と「順守評価プロセス」が主なプロセスとなると思います。

最初にプロセスアプローチによく使用されるタートル図をおさらいしましょう!

 

タートル図とは?

タートル図とは、業務改善とプロセスアプローチを運用するための分析ツールで、“亀”の形に似ていることから“タートル”図と言われています。

 

下記の図のような図になりますが、業務(お仕事)に必要なインプット、仕事を行った出るアウトプットを明確にし、その仕事に関わる人、資源、方法、資材・材料や監視方法等を明確にし、業務改善を検討するためのツールとして利用することができます。

タートル図の例

タートル図

環境法規制を順守評価するためのプロセスを例に考えましょう。

①     環境法規制の遵守評価プロセス
目的 環境関連法規制順守義務のため、法規制順守評価を実施する。
②     インプット 環境関連法規制一覧表や個別の法規制詳細
③     アウトプット 環境関連法規制順守評価結果表やその他、順守している証明書など
④     資源 パソコン、法規制関連書籍、人(環境法規制を理解している人)
⑤     プロセス(条件) 最低年1回評価を実施する。また、新規業務、4M変更時は、随時、評価を実施する。
⑥監視・測定 ・評価した結果、対応ができていない法規制は、対応策を検討する。

・対応が必要な法規制は、要求された周期で資料をまとめ、提出する。(マニフェスト報告書、エアコン定期点検書、労働安全衛生法の資格届出等)

・対応が問題ないか、内部監査で確認する。など

 

最後に

組織がISO14001:2015版の規格の個々の要求事項を実施するにあたっては、システム(仕組み)として、今後とも継続できるようになっているかがポイントになります。

 

EMS(環境マネジメントシステム)に必要なプロセスが明確になっていることが確認されますので、どのようなプロセスがあるか、そのプロセスに何が必要かを明確にして、対応するといいでしょう。

 

EMSに必要なプロセスとそれらの相互関係とは、組織の業務の流れを明確にし、その業務に対応した規格要求事項を当てはめ、組織のどの部門が関連するのか、EMSに必要なプロセスがどのように繋がっているのか(相互関係)、組織の実態を調べる必要があります。

 

つながりを示す方法として、業務フロー図、マネジメントシステムフロー図、先ほどのタートル図等がありますが、これらを作成することは、規格の要求事項ではないので、作成していなければ、審査でNGとなるかというと、そういうものではありません。

 

自分たちがプロセスを考えるうえで、必要となるものを作成していただければと思います。

ISO14001:2015版で要求されていることに対して、いつ誰が何をどのように進めるかを明確にしていただければ、いいと思います。

 

ISO14001:2015年度版改訂のポイントについてはこちらをご覧ください。

ISO14001 2015年度版規格改正 変更点とポイント

 

まとめ

以上、今回も当社コンサルタントが解説しました。

 

結果でなく、プロセスを管理することでいい成果をあげるプロセスアプローチ。

 

これができていないと、結果良ければよし、となってしまい、良くない結果が出たときにどうやって原因を探して再発を防止するか、右往左往し、そのうちにまた再発、顧客や近隣など周りに名作をかけ、信頼を無くす、賠償を負うなんてしまうことになりかねません。

 

でも、ISOコムのコンサルを受ければ、大丈夫。

あなたの会社にあったやり方、わかりやすい仕組みで成果につなげていきます。

 

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