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ISOコム通信

ISO14001活用事例

2019年6月11日

製造業イメージ

こんにちは、ISOコム マネジメントコンサルタントの小川次郎です。

今回は “ISO14001活用事例”についてです。

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マネジメントシステムの認証をとる動機

マネジメントシステムの認証をとる動機は、会社によっていろいろです。

多分、一番多いのは、

“仕事の受注に必要だから”

“行政申請に要求されているから”

“親会社の要請があるから”

“元請が要求するから“

等が多いのではないのでしょうか。

 

ISO9001やISO45001の場合は.純粋に品質管理のレベルを上げたい、ケガや事故を減らしたい、という場合もあるようですね。

ISO14001の場合は、受注や入札、お客様や親会社の要請などが多いですね。

そのような現状を踏まえて、ISO14001を上手く活用して、成果を上げている事例をご紹介したいと思います。

 

皆さんも分かっておられると思いますが、マネジメントシステムはあくまで“システム”なので、このシステムがうまく働くかどうかは、会社の利用の仕方にかかっています。

認証を“維持できれば良い”と考えるか、“会社の経営に積極的に活用していこう”と考えるかよって大きく変わります。

活用事例

以下、ISO14001を導入して成果が出ている事例を、列記してみました。

 

【事例】 建設業、従業員10名未満、元請が主体

 

この会社は、官庁関係の総合評価方式での発注工事を元請として受注していて、ISO認証による、競合他社に差をつける(現在ではマイナス評価を避ける)の確保が認証取得の理由でした。

しかしながら、実際にチャレンジしてみると、思わぬ効果があったと認識されている。

 

一つは、取組前は、管理文書が無かったが、チャレンジすることにより、責任や権限、作業手順、法令順守、教育訓練、緊急事態対応等の管理文書の整備ができた。

 

その他、以下のようなことが派生的にできるようになった。

1. 発注者からの環境保全の要求に応えられる。

昨今の公共発注者は地元とのトラブルや苦情を意識して、環境保全の要求が強い。

例えば、

・騒音振動の抑制

・水質汚濁の低減

・粉じんの抑制

・自然環境の保全

・防火体制を含む緊急時対応の体制整備(防災協定ほか)

このようなことを求めており、ISO14001の要求事項に取り組むことで、このような発注者からの環境保全の要求に応えられるようになってきた。

 

2. 近隣住民対応の方法、重要性の認識・意識が向上した。

ISO14001の要求事項に利害関係者(お客様、近隣、行政、協力会社、社員など)のニーズや期待の理解という要求事項があり、これらを意識することにより、近隣対応がさらによくなった。

3. 総合評価入札における技術提案の幅が広がった。

これは、直接ではなく、経験豊富な審査員との遣り取りの中で、技術提案の幅が広がってきたように感じている。

 

4. 工事評点の向上に役立った。

これは、ISO14001を実践することにより、工事評点の加点要素を自然に実践していけている。

 

5. 順守の必要な法令の理解が広がった。

これは、ISO14001の要求事項にあり、対応が足りなかったり、抜け落ちていたりすると、指摘となるので、自然と理解が広がってきた。

 

※この会社様は、このようなことを認識している会社ですが、例え意識していなくてもこのような成果は大なり小なり有るんです。

 

どうですか、“ISO14001活用事例”について少しでもご理解いただけましたでしょうか。

もちろん、“認証を取得する”或いは“認証を維持していく”ことは、努力と時間が必要ですが、それを上回るメリットを感じませんか。

 

次回は、“ISO14001活用事例その後 2”ついてお話しようと思っています。

期待しておいて下さい。

ISOコム株式会社 マネジメントコンサルタント 小川 次郎

 

いかがでしたか?

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