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ISOコム通信

ISO内部監査のメリット、デメリットとは?

投稿日:2024年10月7日  最終更新日:2024年10月8日

ISOの内部監査について語る芝田
皆さんこんにちは。ISOコムです。
今日は、ISOの内部監査のメリット、デメリットについて、お話ししてみようと思います。

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このブログの目的

このブログは、今後ISOを取得されるあなた、既に実施されている方に、内部監査の大切な点、実施のメリット、デメリットを理解いただき、経営に役立つ、業務に役立つ有意義な内部監査にしていただくことを目的としています。

では、早速いってみましょう!

ISOの内部監査で大切な点とは?

1.ルールに従うこと:会社で決めたルールを守っていることを確認する。
2.証拠の確認:作業をルール通りに実施しているか記録等の証拠で確認する。
3.質問や聞き取り:部門長や社員にルール通りに業務を行っているか、業務を観察したり、直接質問をしたりして、確認する。
4.問題の発見:ルール通りにしていないことがないか、ルール通りにしていても効果が無いようなことはないかを確認する。
5.改善のための助言:問題があった場合、どうやって改善できるか考え、修正処置(ルール通りの状態にする)、原因(仕組みの観点からアプローチする)、再発防止(仕組みの観点からの再発防止策を決める)
6.公平な視点:監査される人の作業を実際にしている人以外が、その作業の監査をする。
7.チームワーク:社員全員が協力し合って、監査がスムーズに行えるようにする。
8.計画的な監査:事前に監査の計画を立て、いつ、どの時間帯に、どの部門に監査をするのかを決める。
9.継続的な改善:内部監査を通じて、継続して、会社の業務、成果が良くなるようにする。
10.報告書の作成:監査が終わったら、結果を報告書にまとめ、内部監査の依頼者である、経営層に報告する。

内部監査のメリットとは?

1.会社の質が向上する:問題が早く見つかり、改善することで、会社全体が良くなる。
2.効率的な運営:無駄を省き、作業がスムーズになる。
3.法令遵守の確認:守るべき法律や規則に従っているか確認できる。
4.信頼性の向上:お客様や取引先からの信頼が高まる。
5.安全性の向上:危険やリスクを減らし、安全な職場づくりができる。
6.チームワークの向上:社員同士が協力し合って、働きやすくなる。
7.コスト削減:ルール無視や、工程飛ばしなどが見つかり、お客様に影響が出る前に対策を打つことで、クレームや事故予防となるため、その対策コストを削減できる。
8.社員のスキル向上:社員が監査を通じて会社のルールを学び、自分の仕事以外の業務の理解につながり、会社全体を俯瞰的に見る視点が広がる。
9.お客様の満足度向上:業務の質が高くなることで、社員の仕事のやりがいが向上する。
10.継続的な改善:常に会社が成長し、改善を続けられ、利害関係者やお客様の満足につながる。

デメリット

1.時間がかかる:内部監査を行うためには、監査をする側の準備、監査をされる側の監査を受けたり、監査指摘への対応など多くの時間が必要になる。
2.コストがかかる:内部監査をする側の準備、監査をされる側の監査を受けたり、監査指摘への対応などに内部コストがかかる。
3.仕事が止まる:内部監査中は、監査をする側、される側、双方の通常業務が止まり、緊急の対応が出来ない場合ありうる。
4.ストレスがかかる:監査を受ける社員にとって、監査がプレッシャーになることがある。
5.対立の可能性:監査員が、問題を指摘することにより、社員同士の感情的なもつれや対立が起こる可能性がある。
6.指摘の放置:監査で指摘されたことを放置することで、問題の解決が先送りになり、顧客や利害関係者へ迷惑をかける可能性がある。
7.過剰な指摘:必要以上に細かくチェックしすぎると、業務効率が悪くなり、その後の仕事が滞る可能性がある。監査の度に仕事が増えて、監査の信頼性が損なわれる可能性がある。
8.適当に監査を済ませる:指摘すべき問題を指摘しないことにより、監査自体が形骸化し、監査する側、される側の時間やコストが無駄になる。
9.内部監査員の養成に時間とコストがかかる:内部監査員を要請するために、外部セミナーに参加したり、講師に出張してもらって参加する時間とコストがかかる。
10.外部に頼ることが増える:内部社員で対応できない場合、外部の専門家に頼らなければならならず、コストがかかる。

いかがでしたか?
内部監査の大切な点、メリット、デメリットについてお話ししました。

まとめ

内部監査は、会社をよくするために、決めたルールを守って仕事をしているかを証拠で確認する行為であり、経営層からの依頼による「業務」でもあります。

デメリットで述べたようなことがあると、せっかくかけた時間とコストが無駄になり、
結果として、「ISOなんてやってもむだ」という社員のモチベーション低下につながり、ISO自体の形骸化を生んでしまいかねません。

どうせやるなら、監査スキルをしっかり習得し、業務として淡々とすべき指摘を行い、監査後は、ノーサイドで、お互い「ありがとうございました」と謝辞を述べ、

痛い指摘でも、その改善の先には、会社の向上、顧客や利害関係者の満足につながることを信じて、しっかり向き合っていくことが大切ではないかなと思います。

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