ミャンマー訪問
投稿日:2017年2月27日 最終更新日:2023年5月12日
今週は、3日間、マーケット調査にミャンマーを訪ねました。
審査機関、認証取得支援のコンサル会社、認証取得工場、これから認証を目指す工場など、
合計7社を訪問しました。
今日は、アメリカ資本の審査機関を訪ねたのですが、
現地法人が行っている、ISO9001:2015版の内部監査員養成セミナーを見学させてもらいました。
参加者は、約50名、うち女性が3分の1。
皆、真剣に講義に聞き入っています。
眠そうな人は一人もいません。
熱気も十分です。
なんと、我々が何故ミャンマーに来ているのか、
日本のISO認証取得支援のコンサルティングの違いは何なのかを、
受講生の方々に説明する機会もいただきました。
講義は、ISO9001の2015年度版と2008年度版の違いが中心で、特に事業上のリスクについて、
いくつものアセスメントの方法を紹介し、事例もあげて、とても丁寧に説明されていたことが印象的でした。
日本以上の詳しさかもしれません。
この人たちがしっかり理解して会社に持ち帰り、経営目線を持って内部監査をしたら、すごいことになる…!
一緒に回ってくれた通訳の方は、20代のミャンマー人女性でした。
日本語、英語、ミャンマー語を操ります。
私の日本語、訪問先の語るミャンマー語や英語を日本語に変換し、ほぼ同時に通訳。
将来の夢も語ってくれ、休日はその勉強のために、学校に通っているそうです。
さらに、ティラワ経済特別区にも行きました。
日本企業とJICAが、ミャンマー政府や企業と共同で開発を進めている場所です。
名だたる日本企業を含めて、各国の工場建設が続々と進んでいました。
まわりは、まだ開発されていないの空き地がいっぱい。
住民の生活レベルも、所謂、私たちがよく知っている、発展途上国の簡素な住宅や暮らしがそのまま
残っていました。
この国は、これから考えられないようなスピードで、経済発展が進んでいきます。
物凄いエンジンをこれでもか!!と、
積みに積んで、一気に爆音を響かせて走り出そうとしています。
4年前、固定電話もままならなかったところから、今はスマホを使いこなしています。
何だ?このスピードは!!
リスクもチャンスもあるでしょうが、
可能性が無限大!
そんなワクワクが止まりませんでした。