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ISO9001用語集

投稿日:2025年8月29日  最終更新日:2025年8月29日

ISO 9001は、品質マネジメントシステム(QMS)に関する国際規格であり、製品やサービスの品質を維持・向上させ、顧客満足を高めることを目的としています。本ページは、ISO 9001で頻出する重要な用語をカテゴリ別に整理し、短い定義を付して解説します。

基本概念

ISO 9001

品質マネジメントシステム(QMS)の国際規格。あらゆる業種・規模の組織に適用できる。

品質マネジメントシステム(QMS)

顧客要求や法令を満たし、顧客満足を高めるために組織が整備・運用する仕組み。

規格要求事項

ISO 9001の運用において組織が満たすべき条件・要件。

適合

規格や要求事項に合致している状態。

不適合

規格や要求事項に合致していない状態。是正処置の対象となる。

製品適合性

製品・サービスが顧客要求や適用法令を満たしている度合い。

利害関係者のニーズ及び期待

顧客以外も含め、組織の活動に関わる主体(従業員、供給者、行政、地域社会など)が組織に期待する事項。

方針と目標

品質方針

組織が品質に関して掲げる基本的な考え方や方向性を示す文書。

品質目標

品質方針を具体化するために設定する測定可能な目標・指標。

顧客満足

顧客の期待に応え、またはそれを超えることで得られる満足度。

顧客要求事項

顧客が明示的または暗黙的に求める条件・ニーズ。

プロセスと運用

プロセスアプローチ

活動を相互に関連する「プロセス」として捉え、一貫して管理・改善する考え方。

インプット

プロセスの開始に必要な資源や情報。

アウトプット

プロセスの結果として生み出される製品・サービスや成果。

外部委託プロセス(アウトソーシング)

活動を外部に委託すること。委託しても品質責任と管理は組織に残る。

適用除外

合理的理由により組織の事業に適用できないISO 9001の要求事項を範囲外とすること。

プロセスの有効性

プロセスが計画どおりの結果を生み出せているかを示す度合い。

継続的改善と是正

継続的改善

QMSの有効性と成果を段階的に向上させていく取り組み。

是正処置

不適合の根本原因を除去し、再発防止を図る活動。

予防処置

将来起こり得る不適合や問題を未然に防止するための活動。

改善

効率性・有効性・満足度など、パフォーマンスを高めるための広義の取り組み。

評価と審査

内部監査

組織内部で、QMSが規格・社内規程に適合しているかを確認・評価する活動。

マネジメントレビュー

経営層がQMSの適切性・妥当性・有効性を評価し、改善の方向性を決定する会議。

パフォーマンス評価

QMSや各プロセスの成果を測定・分析し、改善につなげる活動。

サーベイランス審査

認証の維持を目的に、毎年実施されるフォローアップ審査。

再認証審査

通常3年ごとに実施される認証更新のための審査。

人と資源

経営資源

人材、インフラ、作業環境、監視測定資源など、QMS運用に必要な資源の総称。

力量(コンピテンシー)

職務を効果的に遂行するために必要な知識・技能・経験。

教育・訓練

従業員の力量を確保・向上させるために計画的に実施する活動。

コミュニケーション

組織内外における情報伝達の方法と仕組み。ISO 9001では内部コミュニケーションが重視される。

利害関係者と情報管理

利害関係者

組織の活動に影響を与える、または影響を受ける当事者(顧客、従業員、供給者、行政、地域社会など)。

文書化された情報

QMSの計画・運用・結果を示す文書や記録。媒体は紙・電子を問わない。

顧客満足調査

顧客満足度を定量・定性で把握し、改善活動へ反映するための調査。

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