ISO9001、14001 2015年度版 規格改正(改定)移行コンサルティング
投稿日:2016年3月30日 最終更新日:2023年5月12日
埼玉県の建設業者様のISO9001、14001 2015年度版 規格改正(改定)の移行コンサルティングの一環で、内部監査に参加しました。
審査前の、予行演習のような感じでしょうか。
コンサルティング的には運用面のチェックとなります。
まずは、作業現場。
・変わった品質環境方針の浸透度合い
・品質環境目標の進捗状況
・リスク及び機会で特定した課題に対する取り組み状況
・新しく特定した緊急事態の訓練状況
・外部提供者の所有物管理状況
・再発防止の際の水平展開
的には知識の入手方法や事例
等、変化点を中心に、且つ施工管理の状況を確認し、
その後、事務所に戻り、部門管理面の書類確認を行い、
マネジメントレビューを実施。
同社は、事業プロセスとマネジメントシステムをほぼ完全に統合して、システム構築をしましたので、
内部監査の指摘は即ち、業務改善、システム改善課題となり、
マネジメントレビューの経営層指示も同様であり、
以前にも増して、非常にしっくり感があるものとなっています。
経営層の皆様も、所謂ISO的な要求を意識せずに、忌憚のない指示を出されたように感じました。
これぞ、規格改正の目指したところ、
改善されたISOを実感することができました。
今のISOに疑問を感じている皆様は、早く2015年度版への切り替えを検討されると、今の消化不良感を脱却する良い機会につながるかもしれません。
弊社では、既存システムをスリムにした上で、2015年度版規格改正(改定)に伴うシステム移行を行います。
マネジメントシステムのスリム化診断(今のところ無料)を含めて、気になる方は、お気軽にお問い合わせください。