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ISO9001、14001 2015年度版規格改正(改定)における、審査機関の考え方とは

投稿日:2016年5月22日  最終更新日:2024年3月26日

【この記事の執筆者】芝田有輝

審査立会い

 

兵庫県神戸市、加古川市の金属加工業『ベンリ工業株式会社さま』のISO9001 2008の審査立会いをしました。

昨年竣工した加古川の新工場を含めてに審査が行われました。

今回の審査機関は、アメリカに本社があるH審査機関でしたが、2015年度版改正の審査はまだ年内は予定がないということで、その解釈についてある規格項番を質問したところ、具体的な回答は得られませんでした。

まだ、審査予定がなければ、そういうものかもしれません。

ただ、私が感じているには、現時点で、審査機関で規格の解釈にはバラツキがあり、特に、組織が提示するルールや仕事の結果など、具体的な事象に対する適合不適合の判断は、更にバラついていくと予測しています。

我々コンサル会社としては、これまでお客様の審査をしてきた審査機関の考え方、適否の基準は、出来る限り情報を入手し、これまで以上に慎重にルール作りを進めていく必要を感じています。

審査機関としては、ある程度審査を進めて、一定期間経ったときに、振り返って改めて適否の基準を均していくのだろうとは思いますが、審査を受ける組織側は、そうもいきません。

私どもは、コンサルの初期段階で、その辺りを可能な限り調査し、ルール設定を進めて参ります。

 

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