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ISOコム通信

ISO45001について 第8回 「7 支援」 「7.1 資源」「7.2 力量」「7.3 認識」

2018年5月21日

【この記事の執筆者】小川次郎

打ち合わせ風景

こんにちは、ISOコム マネジメントコンサルタントの小川 次郎です。

このブログにアクセスしていただき、ありがとうございます。

 

前回は、ISO45001「6 計画」の「6.2 OH&S目標及びそれを達成するための計画策定」について

お話させていただきました。後は、この計画に肉付けしていけば、このシステムは

出来上がりです。

 

今回はISO45001「7.支援」の前半「7.1 資源」「7.2 力量」「7.3 認識」についてです。

 

まず、一般的にISO45001の「7.支援」はPDCAサイクルの「D(実施)」と位置付けられています。

これに間違いはないのですが、イメージとしてはPDCAサイクルとは別にPDCA各個を

文字通り「支援する」という方が当たっていると思います。この考え方を図示してみましょう。

 

フロー図

どうですか、「7.支援」の役割を、なんとなくイメージできるでしょう。

 

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ではISO45001の「7.1 資源」は何を指すのでしょうか。

OH&Sマネジメントシステムの確立、実施、維持及び継続的改善に必要な“人、技術、資金、

インフラストラクチャ(建物、プラント、設備、情報技術及び通信システム等)”

ようなものを決定、提供することかな。

 

次に、「7.2 力量」です

一言で言えば、「PDCAサイクルの“P(計画)”で決めたことを実行するために必要な力量(能力、技量)を持たせるには何をする必要があるのかを決めて実施して貰う」ということかな。

 

さらに言えば、それら力量(能力、技量)が有効であることを評価(有効でなければ再検討)して、維持することですね。

 

ISO的には、当然証拠としての文書化要求もあります。

 

もっと具体的に言えば、

“①法的な資格の取得、②法的な教育(特別教育等)を受けさせる、

③法的な経験を持たせる”等が一般的ですが、その他“①リスクを回避するため、機会を

伸ばすため、③順守義務を守るため、④目標を達成するため”教育・訓練等も

重要なことです。

 

これらの資格の取得や維持、教育・訓練を年初に計画をして、実行していくのが良いですね。

 

次は「7.3 認識」です。

端的に言えば、4項(組織及びその状況の理解)から6項

(計画)までのことを認識(本質・意義などを理解すること)してもらうということかな。

 

もっと具体的に言えば、働く人が、方針、目標、OH&Sマネジメントシステムの重要性、危険源、

OH&Sリスク及びその対応策に認識を持って仕事をすることかな。

 

漫然と仕事をするのは極めて危険ですね。経験的にも、仕事の問題点を強く意識して仕事をするのと、意識しないで仕事をするのとでは、事故の発生する度合いは全く違うと言えますね。

 

この認識を持たせるのは、一般的に教育ということになりますが、わたしの経験から言えば、集合教育的な教育も大事ですが、その組織のトップ(社長、部長、課長、工場長、チームリーダ―等)が機会あるごとに口にすることが非常に有効だと思います。

 

組織はトップの意識を敏感に感じ取り、それが、その組織に如実に反映されていくと思って下さい。

 

次回はISO45001「7 計画」の後半「7.4 コミュニケーション」と「7.5 文書化した情報」について

お話ししたいと思います。

 

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