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ISOコム通信

ISO9001を取得しない、更新をやめた企業の理由とは。ISO離れを考える

2018年7月19日

【この記事の執筆者】柏木博

ISO9001セミナーの様子

こんにちは、ISOコム マネジメントコンサルタントの柏木 博です。

 

本日はISO9001離れの理由についてお話します。

なぜISO9001を取得しない、または更新をやめた企業が増えているのでしょうか。

実はISOが時代遅れだとか必要ないとか役に立たないと考える企業ではISOが形骸化している問題がありそうです。

 

コンサルタントの視点からはISOは絶対取得した方がいいと言えるので、その点もご説明しますね。

 

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ISO9001のやらされ感から脱却しましょう!

悩む

ISO9001規格は、本質的には“品質保証能力を実証する仕組み”“顧客満足を向上する仕組み”を構築するために必要な要素が記載されています。

このような本質に目を向け、これらの要素を自分たちにあった形で取り込むことが出来ると、ISO9001は会社の運営に非常に役立つ仕組みとなります。

 

しかしながら、

ISO9001規格の本質を理解しないまま、あるいは外部から要求されるままに取組んでいると、企業経営に役立たないこと、大変でムダなことをやらされることになってしまいます。

 

ISO9001を取得しない企業の理由は簡単です。

ISO9001がどのように役立つかがわかりにくいからです。

 

従って、客先などからISO9001取得の要求がないときには、めんどくさいのでISO9001を取得することはほとんどないかなと思います。

印象的には、全体の5%程度ではないかと思います。

 

一般的には外圧がない限り、自発的にISO9001を取得することは多くはないというのが現状です。

 

逆に言えば、ISO9001を取得した会社のほとんどは、外圧、即ち、顧客からの要請や、競合会社が認証取得したことを契機としたケースです。

このため、ISO9001を、会社の仕組みつくりに有効に利用するところまで昇華しているケースは少なく、外部からの要求がなければ、継続する必然性はあまりないようです。

 

このように、多くの会社は外圧によってISO9001を取得しています。

そのためせっかく大変な作業で取得したISOをやめるという判断をする企業があると考えられます。

 

ただし、ISO9001を取得した後ISO9001を勉強し、その利点を生かした運用により会社を強くした事例はとてもよく聞きます。

これは、コンサルや審査を通じて実感するところです。

 

ISO9001規格の要求の中で、文書、記録、内部監査、品質目標等々、規格が何を狙いとして要求しているのか、その本質を理解しないまま取組めば、“やらされ感”だけで取組むことになってしまい、形骸化してしまう恐れがあります。

 

特に、昔の(1994年版)頃は、審査面で“手順の文書化”や“記録の作成”についての要求が強く、今となって見れば、あまり業務に役立つことのない無駄な文書、記録が多く作成されていたように思います。

 

この頃にISO9001に取り組まれた企業様は、

”なぜこんな大変な文書を作らなければならないのか、こんな記録を作らないといけないのか”

と、“やらされ感”が満載であったと思われます。

 

このため、ISO9001とは面倒な“手順や基準を作るもの”“やたらと記録を作るもの”であると誤解されている面がありました。

せっかくISO9001の認証を取得するチャンスに出会えたのであれば、自分たちの実際の事業や業務に合った形で運用して、ISO9001を運用するメリットを十分に生かしたいものです。

 

事業に業務に役に立つ“自分たちにあった形”とはどのようなことか。

会議の様子

例えば、ISOの要求事項のひとつ「内部コミュニケーション」を取り上げてみます。

 

10人程度の会社で、全員が1フロアで仕事をしている会社では、目の端、耳の片隅に全員の情報が入ってきます。

このような会社では情報の共有化は容易であり、朝礼、夕礼、メモなどで十分なコミュニケーションが図れます。

 

一方、何千人、何万人規模の会社で、支店、営業がいくつもあるような会社では、必要な情報が必要な部門に確実に届くようなしっかりとしたコミュニケーションの仕組みが必要となります。

 

最近は、インターネット環境の普及、データ・ベース化などによりかなり情報の共有化が容易になってきましたが、それでも意思決定のための会議体の運営等が必要になるでしょう。

 

このように、会社規模、あるいは事業内容等により、規格の要求への対応が当然に異なってきます。

小規模の会社にあったISO、大企業にあったISOは作り方が異なるのです。

 

自分たちの事業や業務に合った仕組みを作り上げて、初めてISOは、役に立つ仕組みとなり、ISO9001による余分な仕事はなくなっていきます。

このことを理解したうえでISO9001に取組んでいけば、必ず役に立つ仕組みつくりが出来上がります。

 

“やらされ感”から脱却し、是非、前向きに取組んでみてください。

 

運用が難しいからといって、ISOをやめるというのは、撮るまでの労力や費用等を考えると、本当にもったいない話なのです。

“活かしてなんぼ”、ではないでしょうか。

 

まとめ

ISO9001を取得しないのも、更新しないのも、皆さんの自由です。

ただ、ISOは使いようなので、会社をよくする道具、ツールとして考えてみてはいかがでしょうか。そうしないと、せっかくのチャンスを逃しているかもしれません。

今一度、「自社にあったやりやすい仕組み」にするため文書やマニュアルを簡素化しスリムにしてみませんか?

 

確かに、専門家でもない方々がいきなりご自身でISOを取得するのは、大変な部分があるかと思います。

そのため、ISO取得を検討する際は、ぜひ最初に、当社のような、ISO取得支援専門のコンサルタントにご相談いただけるといいかなと思います。

 

また、すでにISOを取得しているが、その運用や効果に疑問を感じていたり、更新することを躊躇されている企業様のご依頼も大歓迎です。

ISOコムのコンサルタントなら、あなたの会社の業務を理解して、わかりやすくて使いやすいスリムな仕組みに

生まれ変わらせることが可能です。

 

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動画でも解説していますので、ぜひご覧ください!

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