ISO9001、14001 2015年度版 移行審査終了!
投稿日:2016年4月28日 最終更新日:2023年5月12日
埼玉県の建設会社様のISO9001、14001の2015年度版改正(改訂)に係る移行審査が、
昨日、今日の2日間、3名の審査員によって行われました。
ルール面の指摘0、運用面で1件の指摘となりました。
順調に進めば、7月までに弊社での2015年度版移行のお客様第1号となります。
お客様からも、
『ISOの為の仕事がゼロになって、審査前の作業がなくなった』
『マネジメントレビューが業務そのものになった』
とのコメントをいただきました。
大変有り難いことであると同時に、
これが、ISOの2015年度版が目指すところであり、弊社のアイデンティティである、
『システムのスリム化』のあるべき姿です。
今後は、更なる成果を求めて、業務改善と、システム改善のご支援を進めてまいります。
審査に立ち会って実感したのは、以下の3点です。
①業務とISOのルールを完全に組み合わせてしまえば、もはや、品質や環境のマニュアルは不要で、審査員の質問に、会社としてやらなきゃいけないルールの説明と、実施状況を説明するだけになる。
②ISOの規格の理解は、組織に必要なくなる。自分の仕事に関わる法律は知っておかなければならない。
③審査で受ける指摘は、組織が決めたルール通りに仕事をやっていない場合に出る。
ISOがどうのこうのは、議論の外になる。
そして、コンサルタントの仕事の肝は、以下の3点になります。
①ISOに組織を合わせるのではなく、組織の実態にISOの規格要求を如何に無理なく当てはめていくか。
②運用を重ねる中、成果をあげる仕組みとして、組織の期待と成果をよく見て、仕組みの改善の観点で、メンテナンスをかけていく。
③成果が上がり、組織に『ISO』という言葉が飛び交わなくなる。
一応、内部監査もあるので、マニュアルは作りますけど。
今日のお客様は、それを体現できる、経営層、スタッフ、社員の皆様共に、素晴らしい会社さまだったと思います。
弊社にとっても幸先のよいスタートが切れたと思います。
更に、コンサルティングの仕組みに磨きをかけていきたいと思います。
ISO改正にともなう移行審査についてはこちらか、➿0120-549-330までどうぞ。
恐らくですが、今後は、業界的に、コンサルタントの大幅な数不足が予想されます。にわかにISOコンサル業をされる方も増えるでしょう。
ご検討、お問い合わせは、お早めにどうぞ。
ご依頼は、コンサルの考え方や姿勢、進め方、実績などを慎重にどうぞ。