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ISOコム通信

FSSC22000を取得する前にギャップ診断をしよう

投稿日:2022年4月5日  最終更新日:2023年5月12日

皆さん、こんにちは。
ISOコム通信をご覧いただきましてありがとうございます。
今回は、FSSC22000取得時のギャップ診断についてお話しします。
FSSC22000の認証取得のための第一歩目となる取り組みですから、まずはここから始めていきましょう。

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ギャップ診断とは何か?

FSSC22000の認証を取得するためには、規格で要求されていることを満たしておかなければいけません。

例えば、工場内の環境が衛生的であることや、安全な原材料を入荷するための仕組み、製造加工時の加熱や冷却などの条件を決めておくこと、従業員教育の仕組みなど、幅広い内容の取り組みが求められます。

以前のブログでもお話ししましたが、外部から部外者が工場内に侵入して、わざと製品の中に不衛生なものや異物を入れてしまう、といった犯罪の可能性や予防方法についても考えておかなければならないんです。

そう聞くと、なんだか難しいもののように感じるかも知れませんね?

認証を取得しようと思ったら、その要求事項を満たした仕組みを作る必要があるのですが、FSSC22000は安全食品の規格ですので、要求事項も安全な商品を提供するために必要な事ばかりが書かれているんです。

皆さんは、製品が売れれば危険なものでも良い、と考えて製造をしていますか?
そんなことは絶対にないですよね?

安全な製品を製造するために、例えば手洗いをきちんとするとか、作業に必要ないものを製造現場に持って入らないとか、基本的なルールが作られていることが大切です。

それもFSSC22000の要求事項の一部ですから、既にそのようなルールを作っていて、それが要求事項を満たしているのであれば、そのままのルールを運用しておけば良いので非常に簡単です。

逆に、そのようなルールが明確に決まっていない、と言う場合はそれを決めて、会社の全員で守るようにしなければいけません。

ギャップ診断と言うのは、このように会社のルールや取り組みと、規格の要求事項とを比べてみて、認証を取得するためにどれぐらいの差(ギャップ)があるかを診断することなんです。

ギャップ診断はどうやって進めるのか?

では、ギャップ診断は、どのように進めたら良いのでしょうか?
実はコツがあるんです。
そのコツは、一言でいうと「今の仕組みをできるだけ活かす」ということです。

要求事項は非常にたくさんありますので、その要求事項の通りにイチから全部ルールや決まり事、書類などを作ってしまうと、非常に時間がかかりますし、元からあるルールと似ているけれど、別のルールができてしまうかも知れません。

それでは会社の仕組みがどんどん複雑になるばかりですし、ルールはあるけれど誰も活用できない、といった悪い社風を作る事になりかねません。

安全のために取り組んだ認証なのに、逆に会社の雰囲気が悪くなったり、仕事の手間がかかるようになっては意味がないですよね?

ですので、ギャップ診断は、規格の要求事項主体ではなく、今の会社のルールや記録書類を主体に考え、それらが規格のどこに当てはまるのかを検討することが大切なんです。

例えば、年に1回、従業員さんの持っている資格や受けた研修、職場でのトレーニング実施状況などを確認して、仕事の能力を評価、査定する仕組みがあったとします。
規格要求事項の中には、効果的に食品安全の仕組みを運用するために、従業員さんに力量を持たせないといけない、という要求事項がありますが、すでにある仕組みで必要な力量が明確になっていて、足りていない部分を研修などで補うような計画があれば、今のままでも要求事項を満たしているかも知れません。

また、経営層は会社の経営戦略を作っていることが多いですが、その中に、会社の現状分析やお客様などからの要望を踏まえ、短期、中期、長期などの目標を定めて、全社に目標達成のための取り組みを指示していれば、これも要求事項を満たしている可能性があります。

このように、ギャップ診断を進めるのですが、そのためには、規格の要求事項をきちんと理解しておく必要があります。
でも、要求事項を読んだことがある方は分かると思いますが、非常に難しく感じるような文章になっています。

これは、英語で作られた規格を原文に忠実に訳しているのでこうなっているのですが、規格に書いてあるのは、会社が取り組む枠組みだけなので、具体的なことはあまり書かれていません。

なので、規格を理解していないと「具体的に何をしたら良いか分からない?」、「今の状態で要求事項を満たしているか分からない」となってしまうんですね。

そうならないためには、なぜこのような要求事項があるのか?
という理由を考えながらギャップ診断を行ってくださいね。
規格に合っているかではなく、規格が求めている事に合っているか、という視点が大切なんです。

ギャップ診断はISOコムにお任せください

今回はFSSC22000の認証取得の第一歩目の取り組みであるギャップ診断についてお話ししました。
FSSC22000の認証取得という大切な目的のために、明確なゴールを設定しておかなければいけません。

例えば、旅行に行く時に、「目的地はあるけれどいつ着くか分かりません」という考えで取りあえず出発するという人は多くないと思います。

FSSC22000の認証も同じで、「いつか取れたら良いな」という考えで取り合えずスタートしてしまうと、中だるみして結局いつまでたっても認証が取れない、という事が起こりかねません。

認証を取得すると決めたら、無理のない範囲で、速やかに認証取得まで進めたいですよね?

そのためには、最初のギャップ診断で、どれぐらいのギャップがあるのか、ギャップを埋めるのにどれぐらいの時間がかかるのか、をきちんと見極めてスケジュール化するのが大切なんです。

ISOコムでは、経験豊富なコンサルタントが、最初のお客様訪問をして認証までのスケジュールを作成し、それに沿ったコンサルティングを行っています。
コンサルティング開始後は、定期的な進捗確認やフォローをしますし、万が一、何らかの事情でスケジュール通りに進めるのが難しくなった場合も、柔軟に対応することができます。

皆さんの会社にとって適切で、そして無駄のないコンサルティングだと、業務負担の面でも費用の面でも、安心できますね。

そんなコンサルティングに興味がある方は、是非、今すぐこちらまでご相談を!

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