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ISOコム通信

HACCPの認証と取得にかかる期間・費用

投稿日:2024年10月24日  最終更新日:2024年10月24日

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こんにちは。ISOコムです。

 

認証を取ろうと決めている会社は多いと思います。

認証をとると決めたものの、一体どこから手を付けたらよいものか考えあぐねているのではないでしょうか。

今日は、“HACCP認証と取得にかかる期間・費用”について、お話ししてみたいと思います。

 

このブログは、これからHACCP認証、取得を目指す会社様に、取得までの期間や費用について、知っていただき、

思わぬトラブルや出費に悩まなくていいよう、安心して取り組み開始いただくことを目的としています。

今回はその点についてお話したいと思います。では早速、いってみましょう!

 

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ISOとHACCPについて

ISO22000、FSSC22000は、HACCPを含めたISOの食品衛生規格で、

この規格に基づいて、会社で定めたルールと運用面を審査員が現地に行って監査を行います。

 

費用も、審査が厳しいか緩いか、にも、実際には結構な差があります。

 

各認証機関の審査の特色を調べ、必要なら認証機関に訪問してもらって、

強みや特色、費用も含めて選ぶと良いでしょう。

 

JFS-A/B規格とHACCPとは?

一方、ここ数年人気で、取得件数が2000件を超えた、JFS-B規格は、監査は食品安全マネジメント協会(以下JFSM)という団体が認定した監査会社が監査を行うことになっており、

ISOに比べて、規格要求も少なく、ずいぶん安く監査を受けることができます。

 

監査を受審するまでの準備費用とは?

ISOにしろ、JFS-Bにしろ、平たく言うと次の2つです。

  • 人の教育等に掛かるいわゆるソフト面に掛かる費用
  • 施設設備に掛かる費用

 

同じ食品安全の要求事項でも、ソフト面に力を入れている規格、ソフト面、ハード面に力を入れている規格、ソフト面、ハード面以外に現在の食品安全トピックスに力を入れている規格

 

等各規格によって、味付けが異なっています。

 

ISO/FSSC22000とは

この規格は、通常のマネジメントシステム構築に加えて、技術仕様書(TS22002‐1~4)を、必須事項として行うように要求、指示しています。

 

さらに、FSSC22000の特徴は、最近の食品問題トピックスを追加要求事項として加えていることです。

 

施設設備面の要求事項は、かなり具体的かつ詳細に要求されており、

審査を受けるまでに、これを見て驚かれる組織様もかなりいらっしゃいます。

人による思い込みや勘違い、忘れなど(いわゆる、ヒューマンエラーですね)による

食品事故を施設設備面で物理的に発生予防させます。

 

審査は、年1度で日程、監査対象場所を決めて監査されますが、『無通告審査』と言いまして、

初回審査合格後、2年目、3年目の定期審査の内一回は、抜き打ちで、いきなり審査機関があなたの会社を訪問し、審査されます。

 

拒否した場合には、認証機関はその組織のFSSC 22000認証を一時停止する可能性があります。

これは、認証の要件に従わないという理由によるものです。

 

大変ですが、いつもちゃんと管理していることを証明することにもなり、それだけ信頼が厚い認証とも言えると思います。

 

ISO22000とは?

上記の技術仕様書を参照して、一般衛生管理を構築するように勧めていますが、必須条項ではありません。

施設設備面で、ヒューマンエラーを物理的に予防するFSSCとは違って、

ルールや基準、人の教育などでカバーすることで対応することを許容しています。

 

審査は、年1度で日程、監査対象場所を決めて監査されます。

 

JFS‐B規格とは?

ソフト面、ハード面とも一般衛生管理に関してガイドライン、解説書には説明はなされていますが、ISO22000やFSSC22000に比べて、具体的には要求されていないので、ある程度ソフト面で対応が可能な規格とも言えます。

 

ちなみに、JFS-Bは、ISO22000やFSSC22000のような国際規格ではなく、日本の食品衛生法に基づくCodex HACCPを含んだ、ジャパンスタンダードのマネジメントシステム規格ですので、

通用するのは国内間のみです。

 

よって、海外にお客様を持ち、輸出目的でJFS-Bを取得するのは、非常に危険です。

お客様に認めてもらえない、取引条件として十分でないと判断させる可能性があります。

 

まずは、HACCP対応していることを、国内のお客様へ証明するには、

ISOに比べて会社の負担も大きくなく、てっとり早いといえます。

 

JFS-B取得後に、海外取引を開始するなどの場合、FSSCや、JFS-C規格に変更することも可能です。(JFS-B規格について詳しく知りたい方はこちら

 

認証までにかかる時間とは?

  • どの製品を監査の対象にするのか
  • 会社の拠点はどこにするのか、全社で受けるのか
  • 取り組む人たちが何人いるのか、どの程度HACCPの知識を持っているのか。
  • 受ける監査はISOか、JFSか
  • すでに認証しているISO規格があるか。(ISO9001など)

などで大きく変わります。

 

認証にかかる費用とは?

認証までのおおよその期間と費用は以下のようになります。(当社調べ)

1規格 1業種、1事業所、50名程度の場合

JFS-B:108万円~

ISO22000:120万円~

FSSC22000:132万円~

価格表

 

認証をいつまでに取得するのか?

さあ、次はいつまでに認証を取得するのか期限を決めましょう。

期限を決めるには、取引先様から「〇〇年△月までに取得してください。」というように、

要求されて決めざるを得ない理由によるものもあるかと思います。

 

年末や年度末など、生産や、会社の繁忙期も考慮したいところですね。

 

受ける規格と掛かる時間の目安がついていれば、期限については、

取引先様にも理解していただけるように努める必要もあります。

 

特に、最初に審査合格をする場合には、

ISOの場合には、一次審査の後に二次審査があり、その後に認証登録となります。

JFS-Bの場合には、1度の監査で、適合証明取得となります。

 

取引先からの要望がある場合、指定期限日が受審日なのか認証書登録日なのかを、

事前によく確認しておくことが大切です。

特に、取引条件にされている場合には、重要ですね。

 

 

スケジュールの作り方とは?

登録証や適合証明書をいつもらうのか、から遡って、

何をするべきか大枠を先に決めると比較的スムースに整理されます。

(下図参照)

フロー図

 

上図でわかるように、やはり、組織が最初にするのは、取り組むためのチームを編成です。

 

そして、その中で中心となって引っ張っていく役割を担うチームリーダーを決めます。

 

リーダーの方は食品衛生の専門知識が豊富でチームメンバー全員を先導して引っ張っていける人が望ましいでしょう。

リーダーの方はチームメンバーの役割を具体的に決定、あるいは確認し、キックオフの会議の場で確認をします。

 

キックオフ会議では、作成されたスケジュールの中のどの段階で何をするのかを明確に示しましょう。

 

例えば下図のような具体的なものを提示してみると、協議すべき点が明確になりますね。

図

 

いかがでしょうか。

 

HACCPの認証と取得にかかる期間・費用について、なんとなくイメージできたでしょうか。

 

2020年6月から本格施行された、改正食品衛生では、日本国内の全食品事業者向けにHACCPの実施が要求されています。

放っておくと法違反になってしまいますよ。

 

既にコロナも終息しており、保健所業務も落ち着いていますので、あなたの会社に保健所が来て、HACCP対応が出来ているかチェックされる日が来るかもしれません。

 

また、HACCP対応をしており、法律違反していないことの確認をされた場合、お客様にどうやって説明しますか?

 

てっとり早いのは、監査を受けて証明書をもらって表明することではないかと思います。

国内取引だけであれば、JFS-Bがオススメです。

ISOを要求されていたら、ISO22000

海外取引を考えている、既に海外との取引がある場合には、FSSC22000かJFS-C

 

というのが、大凡の判断となり得ると思います。

 

JFS-B規格、ISO22000やFSSC22000が気になる方は、今すぐお問い合わせフォームからご相談を!

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当社ISOコム株式会社は、各種ISOの新規取得や更新の際のサポートを行っているコンサルタント会社です。

ベテランのコンサルタントが、親切丁寧にサポートしますので、気になる方はぜひご連絡下さい。

 

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