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ISOコム通信

ISO45001を取得するメリット

2019年9月18日

【この記事の執筆者】小川次郎

工事現場

こんにちは、ISOコム マネジメントコンサルタントの小川次郎です。

今回のテーマは “ISO45001を取得するメリット”についてです。

 

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ISO45001の認証を取得するメリットは2つある

マネジメントシステムの認証を取得する動機は、会社によっていろいろあると思います。

おそらく、次の2つが大きいと思います。

 

“仕事の受注に有利だから”

ケガや事故を減らしたい”

 

これら以外に、「親会社からの要請」あるいは「元請からの要請」等もあるのでしょうが、上記の2つのメリットが大きいのではないのでしょうか。

 

仕事の受注に有利だから

これは、建設会社に多いのですが、公官庁における建設工事の入札に参加する建設会社では、「経営事項審査」と「発注者別評価」の評価点が受注に大きな影響を受けます。

特に「発注者別評価」の評価点は入札の落札価格に大きな影響を与えます(この評価点により、最低価格札でない会社が受注できる可能性があります)。この評価対象にマネジメントシステムの評価が含まれているため、マネジメントシステムの認証の大きな動機になっています。

また、民間企業においても、労働安全衛生マネジメントシステムを導入している企業等は、当然、建設工事でなくても、参入協力会社には、労働安全衛生マネジメントシステムの導入は差別化の一つの要素としています。

 

【豆知識】

公官庁における建設工事の入札に参加する建設会社には「客観的事項」と「発注者別評価」の審査結果を点数化して順位・格付けが行われます。このうちの「客観的事項」にあたる審査が「経営事項審査」です。

経営事項審査:日本の建設業において、公共工事の入札に参加する建設会社の「経営状況」及び「経営規模等」(経営規模、技術的能力、その他の客観的事項)などの客観事項を数値化した、建設業法に規定する審査。公官庁の入札資格及び入札評価に使用している。

発注者別評価:経営事項審査の評価項目としては対応するが、発注者別評価点では、共通のものさしでは評価が困難であり、地域の施策ニーズ(技術力、社会性等)に応じた評価をしている。

 

【発注者別評価の主要項目】

・過去の工事成績(工事成績評定)

・技術力

・安全対策

・地域貢献

・コンプライアンス

・社会性(雇用・労働対策、福祉対策、環境対策等)

 

 

ケガや事故を減らしたい

もし、わたしが、経営者であり自分の事業に関係して“ケガや事故”の発生を予感させるものを感じて、“ケガや事故を減らしたい”あるいは“発生させたくない”と思えば、労働安全衛生マネジメントシステムの導入を考えます。

中でも、ISO45001の考え方が良いですね。

 

“独り言”

“安全”というものをどのような視点で見るかによって、対応は変わってくるよね。

★ことが起こってからでは遅いですよね

★経営者はよく「社員は宝です」と仰いますよね。本当に大切にしているのでしょうか。その割には人使いが荒くないですか。社員の頑張りに頼っていませんか。社員との対話を真剣にしているのでしょうか。

 ★また、大きな問題が発生すると、“このようなことは想定していませんでした”とおっしゃいます。本当に想定する努力をしておられたのでしょうか。

★“安全”には「人手」「時間」と「お金」がかかりますよね。最適解を求める必要がありますよね。

 

ISO45001規格要求事項とその内容を示してみました。

規格要求事項 内  容
4.組織の状況 組織の課題・問題点を理解しなさい
5.リーダーシップ及び働く人の参加 経営者は働く人と話し合って、方向性を示しなさい
6.計画 それに向かっての計画を立てなさい。それにはリスク、法令、関係者の要求を考慮しなさい
7.支援 計画実行に当たっての必要なものは段取りしましょう
8.運用 計画を実行しましょう。緊急事態も考えておきましょう
9. パフォーマンス評価 計画実行したことの結果はどうだったのか考えましょう
10.改善 上手く行かなかったことを反省して、もっと良い方法を探しましょう

いかがでしょう、先ほどの“独り言”に見事に対応していると思いませんか。

しかも、認証を取得するということは、定期的に、審査を行い、方向性が間違っていないかを判断して、修正の方向性を示していただけます。

加えて、このシステムの基本スタンスは、“得られる結果”と“費やす手間やコスト”のバランスを重視していて、ある方法が最適だが、“費やす手間やコスト”が大きいので、次善の策として、パーフェクトではない方法を採用して実施することを“よし”としています。

 

現在の労働安全衛生マネジメントシステムの流れとは?

これまでの我が国の労働安全衛生マネジメントシステムは、OHSAS18001、建災防のCOHSMSが主流でしたが、中災防(中央労働災害防止協会)は労働安全衛生マネジメントシステムのISO化及びISO45001の日本への導入に主導的立場で参加されたこともあり、OHSAS18001の認証機関からISO45001の認証機関へと切り替えています。

また、他のISOの認証機関もOHSAS18001からISO45001に切り替えています。

このような状況を考えると、ISO45001が日本での労働安全衛生マネジメントシステムの中心になっていくことは間違いないことと思われます。

 

おススメは、今まで労働安全衛生問題を会社の仕組みとして対応されてこなかった企業です。

ISO45001を導入すると“ケガや事故を減らす”ということに絶大な効果が上がると思います。

今や、労働安全衛生問題は、危険が目に見える建設会社や大型の動力装置や多量の危険物を取り扱う会社だけではないのです。

交通事故や、過重労働による疾病(うつ病、自殺等)扱う商品・資材の荷捌きを行うバックヤードでの事故、火気や高温物質(油、水蒸気等)を取り扱う厨房等における事故等を考えると、第3次産業と言われるサービス業も決して例外ではなく、働く人の数も多く、結構無防備のような気がします。

また、サービス業は他産業に比して相対的に増加傾向にあります。このような企業こそ、ISO45001の導入は“ケガや事故を減らす” ということに絶大な効果が上がると思います。

 

いかがでしたか、“ISO45001を取得するメリット”について少しでもご理解いただけましたでしょうか。

怪我を減らし、メンタルにも配慮する。こういうことを怠ってしまうと、発生した場合には、大切な従業員が働けなくなったり、生産性が下がります。採用できる人が減っていくなか、このまま放っておいてあなたの会社は大丈夫ですか?

 

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